自宅で楽しむ911選びは十人十色。カーコンフィギュレーターで自分好みの1台を作ってみる!

02 Custom/予算を意識しつつリアルなオプション選び

911のコンフィギュレーターで自分好みの1台を仕上げてくださいって、そんな楽しいことが仕事になっていいの? というわけで早速取りかかりましたよ。編集部からは予算に制約なしって聞いてるけれど、どうせならリアルな選び方をしたほうが楽しいので、予算をある程度意識しつつ、これは絶対に欲しいと思うオプションをセレクトしていきます。
まずはグレード選択から。僕は有り余るほどのパワーなるものにはそれほど興味がないのでカレラSとターボSは除外。四駆も必要ないので4Sも除外。残るはカブリオレと素のカレラですが、タルガなら迷ったけどカブリオレはちょっとお洒落すぎる。贅沢なGTカーとして乗るなら最高だけど、スポーツカーとして考えるとプリミティブさがちょっと希薄だなと。ということで1360万円の素のカレラをベースに仕上げていくことにしました。それでも可愛い価格ではないですが、モデルチェンジ毎にざっくり100万円上がるのが911のお約束。装備や性能の向上を考えれば納得しないわけにはいかないでしょう。
次はボディカラー。今風なクレヨンに惹かれつつも王道のGTシルバーメタリックを選択しました。ドロマイトシルバーよりメタリック感が強く、深みがあって、ボディの印影がクッキリでるのが特徴。21万円の価値は大いにありです。ホイールは標準の19/20にしようか迷ったのですが、乗り心地と静粛性は問題ないので奮発して20/21インチのカレラクラシックホイールに。これで「大人っぽい迫力」がグンと増します。
インテリアは出費を意識しつつもこだわった部分。スタンダードインテリアのまま色のみベージュにして(+10万円)、さらにウッド(+27万円)とアルカンターラ(+26万円)を組み合わせました。ウッドといってもゴージャス狙いではなくモダンラグジャリーなのが僕の好みにバッチリ。ナロー時代を除けば911にウッドは似合わないと思っていましたが、今度のかなり素敵です。
シートは普通のやつにシートベンチレーションのみ追加(+18万円)。ケチったわけじゃなく、むしろ積極的にこのシートを選びました。サイドサポートが高すぎないので乗り降りがしやすいし、手動前後調整も電動より素早く動かせる分、乗り降りの際便利です。それでいて座り心地は最高で、サーキットを本気で走りでもしないかぎりサポート性も十分。オススメです。そして浮いた資金をガラスサンルーフ(+37万円)に投入。なんせタルガ好きなので(笑)。
エクステリア系ではヘッドライトのみLED(+16.5万円)をチョイス。標準よりお目々がキリッとします。マトリックスヘッドライトは高すぎ(+59万円)で却下。ノーマルでも十分いい音が聴けるのでスポーツエグゾースト(+43万円)も却下。でもスポーツクロノ(+39万円)は是非装着を。ノーマル、スポーツ、スポーツプラスを使い分けることで992はGTカーとスポーツカーを行ったり来たりする。走る場所もそうですが、ゆったり走りたいとか活発に走らせたいなど、その時々のドライバーの気分に合ったドライブフィールを提供してくれるようになります。ブレーキはPCCB(+149万円)じゃなく普通のでぜんぜんOK。ホイールダストはそれなりに出ますが、一般道でのタッチはむしろ標準のほうがいいぐらい。フロントアクスルリフト(+40万円)も、日本の場合は後退駐車が多いので活躍するシーンは少ないと思います。
最後にBOSEのオーディオ(+24万円)をチョイスしてカスタマイズは完了。オプション合計価格は315万円と、まあまあいい線に収まったんじゃないかな?

■Name/岡崎五朗
■Age/53歳
■Model/911カレラ
■TOTAL/16,748,525円
■BodyColor/GTシルバーメタリック
■Roof/電動スライド/チルトガラスサンルーフ
■Interior/ブラック/モハーヴェベージュ
■基本価格/13,597,222円
■オプション総額/3,151,303円
【Option List】
・エクステリアカラー(GTシルバーメタリック)/206,759円
・インテリアカラー(スタンダードインテリアブラック/モハーヴェベージュ、パーシャルレザー シート /9,815円
・電動スライド/チルトガラスサンルーフ/374,815円
・8速ポルシェドッペルクップルング(PDK)/0円
・スポーツクロノパッケージ/388,056円
・20/21インチCarrera Classicホイール/368,705円
・LEDヘッドライト(PDLS Plus含)/165,000円
・プライバシーガラス/91,667円
・アダプティブクルーズコントロール/283,149円
・エントリー&ドライブシステム/91,667円
・アンビエントライト/79,445円
・スポーツシート/0円
・シートベンチレーション/177,223円
・ストレージパッケージ/0円
・カスタムフロアマットレザー縁付き/58,056円
・アルカンターラルーフライニング/193,519円
・アルカンターラサンバイザー/69,259円
・ウッドインテリア(ダークパルダオインテリア)/267,871円
・BOSEサラウンドサウンドシステム/236,297円

ルボラン2020年7月号より転載

■関連記事

2020/07/07 11:00

関連記事

愛車の売却、なんとなく下取りにしてませんか?

複数社を比較して、最高値で売却しよう!

車を乗り換える際、今乗っている愛車はどうしていますか? 販売店に言われるがまま下取りに出してしまったらもったいないかも。 1 社だけに査定を依頼せず、複数社に査定してもらい最高値での売却を目 指しましょう。

手間は少なく!売値は高く!楽に最高値で愛車を売却しましょう!

一括査定でよくある最も嫌なものが「何社もの買取店からの一斉営業電話」。 MOTA 車買取は、この営業電話ラッシュをなくした画期的なサービスです。 最大20 社の査定額がネット上でわかるうえに、高値の3 社だけと交渉で きるので、過剰な営業電話はありません!

【無料】 MOTA車買取の査定依頼はこちら >>

注目の記事

「ル・ボランCARSMEET」 公式SNS
フォローして最新情報をゲット!