スズキワークスのリフレッシュ大作戦は、ある意味、きわめてオーソドックス。エアフィルターも、躊躇なく新品に交換する。

エアフィルターは、純正と同様の品質を持つボッシュの製品を使用する。

（左上）外して、新しいポンプ、フィルターを装着したインタンク・リフトポンプ。（右上）IIのウィークポイントのひとつが、このポンプ。寿命は音で分かる。左上はピースと呼ばれるシール。（下）後期型はそう問題はないとのことだが、低年式車であると、タンクの底にヘドロ状のものが溜まっている場合も。鈴木さんはポンプは外した時、穴から覗いてチェックしていた。

バッテリーはボッシュをセレクト。ボッシュはブランド力もあって、ユーザーに安心感を与える効果が大という。

（左上）左上がリア右、左下がフロント側、下がミッション側のエンジンマウント。（右下）リア右のマウント装着状態。外せば、ボルトを通す穴の位置で、ヘタリ具合が分かるそうだ。（下）エンジンマウント交換も、リフレッシュ大作戦を展開するうえで、外せない作業。3個とも交換すると、高額になってしまうのが難点だが、その効果は確実に体感できるとしている。

（左上）最近は、燃料であるガソリンの品質が向上しているため、一度替えておけば、後はまず問題なし。（右上）交換部品の取捨選択は、長年の経験で得たカンのようなものも働いているとのこと。（下）リフレッシュの定石中の定石であるフュエルフィルター交換。タンク下のポンプは性能が低下していないとのことで、交換を見送った。