ピュアEVドラッグスターの「フォード・マスタング・コブラジェット1400」が実戦デビュー?

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0-400m加速は8.27秒、最高速は270km/hをマーク!

9月3日、フォードのレーシング部門であるフォードパフォーマンスは、今年4月に発表したマスタングのピュアEVドラッグレーサー「マスタング・コブラジェット1400」のテスト走行の模様を公開。最高出力1502psを発揮し、8.27秒の0-400m加速を実現、168マイル(約270km/h)の最高速をマークしたことを発表した。

「マスタング・コブラジェット1400」は、先ごろ発表された電動SUVの「マスタング・マッハE-1400プロトタイプ」とともに、EVテクノロジーにおけるフォードの技術力とイノベーションスキルを実証するために造られたもの。1960年代後半に登場したオリジナルのドラッグレースマシン「マスタング428コブラジェット」へのオマージュを表したモデルで、トータルで最高出力1400ps以上、最大トルク1491Nm以上を発揮する4基のモーターを搭載。発表時、最高速は170マイル(約274km/h)を超え、0-400m加速タイムは8秒台前半をマークすることになると予測されていた。

「マスタング・コブラジェット1400」は、電力を4つインバーターから4つのモーターに提供。モーター1基あたりの最高出力は350kW(約469ps)で、最高回転数は10000rpmに達する。このパワーは最新のマスタングGTのV8エンジンを3基以上組み合わせたものに相当する凄まじいもので、この強力な推進パッケージをマネジメントするために、AEM EV社とフォードパフォーマンスは固有のアルゴリズムを特徴とする高度なデータと制御システムを共同で開発した。

テスト走行は、NHRA(全米ホッドロッド協会)ドラッグレース全米選手権が9月3〜6日に行われたインディアナポリスのルーカスオイルレースウエイで実施。ステアリングを握ったのはフォードのNHRAファニーカードライバーのボブタスカ選手。果たして「マスタング・コブラジェット1400」は、冒頭で触れたようにほぼ予測どおりのパフォーマンスを実現。フォードはEVでも高性能ドラッグレースマシンを製造できることを見事に証明。これによりフォードは現在進めている電動化戦略を確かな形でアピールできたわけわけだ。「マスタング・コブラジェット1400」の迫力ある走行シーンは下記動画でご確認を。

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