【スクープ】ライバルは「トヨタGRヤリス」! 最終デザインが露出した「ヒュンダイi20 N」が“ニュル”を激走

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搭載される1.6L直列4気筒ターボは200㎰以上のパワーを発揮!

韓国ヒュンダイのコンパクトハッチ、「i20」に初設定される高性能バージョンの「i20 N」とおぼしき開発車両がドイツ・ニュルブルクリンクで高速テストを再開した。

以前捉えたものと比較すると、今回のプロトタイプは大幅にカモフラージュが削ぎ落とされている。ベースモデルと異なるデザインの六角形グリルが初めて露出。サイドビューではローダウン化されたボディ、深いサイドスカート、赤いブレーキキャリパーを装着していることも確認できる。

リヤ回りでは、アグレッシブなディフューザーが備わるバンパーやアウディの「RS」モデルを彷彿とさせる大型の楕円形テールパイプ。戦闘的な造形となるルーフエンドのウイングが確認できる。なお、LEDのテールライトはベースモデルと同じグラフィックだったが市販時には独自デザインとなる可能性もあるだろう。

今回のプロトタイプでは室内の確認は叶わなかったが、「Nモデル」独自のエクスクルーシブな仕立てとなることは間違いない。市販モデルではスポーツ性の高さをアピールするシートやステアリング、カーボンファイバートリムといったディテールが与えられているはずだ。

搭載するパワーユニットは1.6Lの直列4気筒ガソリンターボで、組み合わせるトランスミッションは6速MT。駆動方式はFFで、フロントに200ps以上のパワーを解き放つべくLSDがパッケージに含まれる可能性があるという。

現在、得られている情報によればi20 Nのワールドプレミアは2020年内、もしくは2021年初頭という説が有力。ヒュンダイでは、「トヨタGRヤリス」をはじめ「フォルクスワーゲン・ポロGTI」などをライバルに設定しているという。

 

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