スタイリングは、現行モデルよりスポーティな仕上がりに?
ロールス・ロイスの大ヒット作、「ゴースト」の次期型プロトタイプをキャッチした。依然、その外観は入念なカモフラージュが施された状態だが、情報によればアウターパネルはすべて生産型だという。
次期ゴーストは、SUVの「カリナン」と同じアルミ製集約型アーキテクチャーである「Architecture of Luxury」を採用。ボディ剛性を筆頭としてシャシーの洗練度が格段に向上している。また、プロトタイプでは傾斜を強めたAピラーやトランクリッドに至るルーフラインから、クーペ風のドライバーズカーらしいスタイリングも確認できる。一方、フロントエンドはロールス・ロイスを象徴するパルテノングリルがわずかに大型化。それにコンパクトなヘッドライトを組み合わせて独自のアイデンティティが強調されている。また、バンパー中央には大きなセンサーも確認できることから、運転支援システムが最先端レベルとなることも間違いない。
今回は、プロトタイプのキャビン内撮影にも成功している。そこでは、クロームリングのついたデジタルのメータークラスターやインパネ中央上部の大型インフォテインメントディスプレイを確認。また、トリム類はカモフラージュされているがロールス・ロイスらしい華やかなスイッチ類のディテールも多数見られた。
次期ゴーストのパワーユニットは、「BMW M760i」にも搭載されている6.6L V12気筒ツインターボの搭載が最有力。最高出力は585psで、組み合わせるトランスミッションは8速ATとなるようだ。また、遅れてプラグインハイブリッドが追加設定されるというが、最新情報ではピュアEVが設定される可能性もあるという。先行デビューの内燃機エンジン搭載車のワールドプレミアは、今年後半という説が有力だ。
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