2種類のPHVパワートレインを新たに採用
4月2日、フォードはフルモデルチェンジを受け4代目に生まれ変わった新型「エスケープ」を発表した。コンパクトSUVのエスケープは、かつて日本でも販売されていたモデルだ。
2020年モデルとして発表された新型エスケープは、新しいプラグインハイブリッドシステムを含む、複数のパワートレインが設定された。
プラグインハイブリッドは2.5L直列4気筒エンジンを組み合わせており、198ps仕様と209ps仕様の2種類を設定。209ps仕様はFFのみだが、198ps仕様は4WDも選べる。EV航続距離は30マイル(約48km)以上、航続距離の最高値はクラストップの550マイル(約885km)を実現する(いずれも目標値)。
ガソリンエンジンは、180ps/240Nmの1.5L直列3気筒ターボと、250ps/373Nmの2L直列4気筒ターボ。いずれも新世代の「EcoBoost」ユニットで、8速ATを組み合わせる。駆動方式は1.5LターボがFFと4WDを、2Lターボは4WDのみを設定する。
ボディサイズは全長約4585×全幅約1882×全高約1679mmで、ホイールベースは約2710mm。従来モデルよりロー&ワイドになったプロポーションを描く新型のエクステリアは、フォードのスポーツモデルからエレメントが取り入れられており、よりスポーティなデザインになった。盾型のフロントグリルは6代目マスタングから、一方フロントバンパーはフォードGTからインスピレーションを得ている。
キャビンスペースの拡大も新型の特徴で、後席はスライド機構が備わり、それを最後部にすることで、クラス最大の居住性を実現している。荷室容量も拡大されており、後席使用時はガソリンエンジン車で約949〜1062L、PHV車では約869〜974Lを確保。後席を倒した最大時は約1852L(PHV車は約1722L)に広げられる。
そのほか、アクティブパークアシストに加え、アダプティブクルーズコントロールやレーンセンタリングといった先進の運転支援機能で構成される「Ford Co-Pilot360」や、最大で10台の携帯端末が接続できる4G LTE Wi-Fiを提供するコネクティッド機能「FordPass Connect」が採用されている。
公開された動画では歴代モデルが紹介されているが、3代目からは日本でも販売されたことのある「クーガ」(ヨーロッパでは現役で今回エスケープとともにモデルチェンジ)と統合されていることがわかる。
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