パサート vs トヨタ・カムリは装着タイヤのパフォーマンスが勝負のポイントに!【清水和夫のDST】#86-3/4

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清水和夫のダイナミック・セイフティ・テスト(Dynamic Safety Test)
Number86(SEASON.9):世界をリードするトヨタとVWのミディアムセダン両雄が対峙する

フォルクス ワーゲン・パサート GTEアドバンス vs トヨタ・カムリ G レザーパッケージ/Test02:ウェット旋回ブレーキテスト

●テストの「方法」と「狙い」:ドライ路面からウェット路面に100km/h(±2%)で進入、半径40Rのカーブをフルブレーキングしながら曲がる。路面はハイドロプレーニングよりもウェットグリップが問われる水深5mmに設定。ABSやタイヤを含めたクルマの総合的なブレーキ性能と、シャシーの旋回性能(ラインが外に膨らむクルマは危険)をみる。

フォルクスワーゲン パサート GTE アドバンス VS トヨタ カムリ G レザーパッケージ(ウェット旋回ブレーキ編)

タイヤコンデション

TOYOTA CAMRY G LEATHER PACKAGE

カムリ用に開発されたブリヂストン・トランザT005は乗り心地の良さを保ちながらシュアなステアリングのレスポンスを生み出している。ウェットグリップは平均的だった。9分山の状態でテストを実施。

VOLKSWAGEN PASSAT GTE ADVANCE

ピレリ・チントゥラートP7はカムリと同サイズだが、BSトランザよりもウェットグリップが高く、安心感は抜群。接地感が高く、乗り心地はパサートのクオリティにあっている。タイヤは8分山。

リポート:清水和夫/K.Shimizu フォト:篠原晃一/K.Shinohara ル・ボラン 2018年1月号より転載

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