“身の丈サイズ”なゴルフが欲しいなら?【VW GOLF FAN Vol.7】

Golf

理路整然としたデザインを持つのがゴルフのインパネ。特に遊び心はないが、あるべきものがあるべき場所にあって、とても使いやすい。2006年モデルからはEやGLiはGTと同じ3本スポークタイプのステアリングに変更された。

このクラスにいち早く6速ATを用意したのがゴルフだ。今でも4速ATが主流なので、ゴルフの大きなアドバンテージになっている。最適なギアセレクトは速さはもとより省燃費にも大きく貢献する。

ナビの設置位置はゴルフプラスと同様、インパネ上部となる。純正オプションとしてナビはHDDタイプ2種類、DVDタイプ1種類の計3種類からセレクトできる。

ゴルフGLiがフルオートエアコンなのに対して、ゴルフEはマニュアルエアコンとなる。ナビの下に3つ並列して並ぶ操作ダイヤルは、とても使いやすい。

GLiはカットパイルという表皮のコンフォートシートが採用される。ゴルフEにはなかったランバーサポートが付き、より細やかな調節が可能となった。サイド部分の張り出しはスタンダードと変わることはない。

ゴルフEに採用されるのはファブリック地のスタンダードシート。タップリとした肉厚で身体をサポートしてくれるがランバーサポートは非装着。さすがに頭上空間ではプラスに敵わないが居住性に不満はない。

シルバーのメッキがあしらわれた豪華な造りを持つドア内張り。スタンダードとはいえ高級感のある開閉音が、「イイクルマ」に乗っていると感じさせてくれる。

リアシートは6:4の分割可倒式で、背もたれだけを倒すシングルフォールディングとなる。容量は通常350L、リアシートを倒すことで最大1305Lを確保。リアシートを倒した時の容量はプラスに敵わないが、通常状態ならば45Lしか変わらない。ゴルフも大きいのだ。

ヘッドライトのインナー部分はシル 式のバリアブルカーゴフロアが構築される。洗車セットなどを入れるのに便利。バーメッキとなり高級感を演出。また、ライトバルブのヘッド部分に「VW」マークがあしらわれる。

テールゲートはVWエンブレム自体が開閉ノブになっている。そのためリアまわりは余計な凹凸がなく、とてもスッキリとした印象。

タイヤサイズは両車とも195/65R15。GLiは「Misano」という名のアルミホイールが標準で装着されるが、Eはスチールホイール+キャップという組み合わせだ。視覚的にはホイールキャップのほうが大きなサイズに見える。Eは6.0J×15に対して、GLiは6.5J×15。

搭載されるエンジンはゴルフプラスと同一。GLiは2.0Lで、Eは1.6Lとなる。それにしても、なぜEのエンジンにだけ大型の樹脂カバーが装着されているのだろうか。ちなみに補機類やオイルライン、バッテリーなどのレイアウトは両エンジンとも同一である。

VW GOLF FAN Vol.7から転載

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2021/01/09 07:00

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