ジャガー&ランドローバーで冬の長野・白馬をドライブ!

相澤隆之
AUTHOR
2019/03/24 14:00

試乗の多くはドライだったが、そのポテンシャルは確認できた

SUVを筆頭に多くのAWDモデルを用意するジャガー・ランドローバー。それらを一堂に会した雪上試乗会に参加する機会を得た。場所は長野県白馬村、早速各車の雪上を試すべく意気揚々と臨んだのだが……。

やや雪景色には似つかわしくない感もあるFタイプのトップモデル、SVRだが、ウインタータイヤの適度なグリップ力も奏功したのか、コントロール性も良く意外と楽しめた。

 近年、SUVのラインナップを増やし、サルーン系にもAWDを多く搭載しているジャガーと、レンジローバーを筆頭に、悪路走破性には定評あるSUVを増強しているランドローバー。これら2ブランド合同の雪上試乗会が長野県・白馬村を舞台に行なわれた。
 会場に用意されていたのは、ジャガーがFタイプSVRとXE、Eペイスで、ランドローバーがレンジローバーとディスカバリーが各2台の計7台。この中から3台を選んで試乗できるということで、期待をしていたのだが……。

 白馬周辺は前日の降雨により道路の雪が解けてしまい、試乗コースのほとんどがウェットとドライ路面。雪がある場所を探してみるも、シャーベット状のコンディションだった。またヒルクライムやモーグル、バンクが設置されたSUV用の特設コースは、雪こそあるものの柔らかすぎるため、走行できるセクションがモーグルだけに。そんな限られた状況下で、今回はジャガーFタイプSVRとXEランドマーク(ディーゼル/AWD)、ディスカバリー・スポーツの3モデルを試すことができた。

 まずはFタイプSVR。さすがに雪道では575ps/760Nmの大パワーを持て余してしまうが、IDDと呼ばれるトルクオンデマンド式4WDシステムのおかげで、トラクションの掛かりも良好、コーナリングも終始安定している。試しにESCオフでも走行してみたが、テールスライド時のコントロール性も良かった。

トルクフルなディーゼルユニットにより、雪上でのドライバビリティも良好なXE。取り回しの良いボディサイズも狭い道では有効だ。ツートーンカラーのシートはサポート性も上々。

 次はサルーンのXE。こちらはディーゼルエンジンによるトルクフルな加速がまず心地いい。広いスペースでハンドリングもチェックしてみたが、グリップ性能も上々で、湿雪であれば安心してステアリングを切ることができた。

ディスカバリー・スポーツなら、広いロードクリアランスと優れた走破性で、特設コースのモーグルも難なくクリア。ラグジャリーな雰囲気の室内とは裏腹なタフさを発揮する。

 最後にディスカバリー・スポーツでは唯一モーグルを試すことに。ここでは、コース上で一旦停止すると雪を掻いてしまい、なかなか前に進むのは難しかったが、ある程度勢いをつけてトライすると、片輪を上げながらも見事クリア。さすがの悪路走破性を披露した。
 今回は残念ながら、これらすべての雪上性能を引き出すことはかなわなかったが、それでもポテンシャルの高さは確認できたと思う。

フォト:佐藤正巳(M.Sato)

「ル・ボランCARSMEET」 公式SNS
フォローして最新情報をゲット!