NSX vs GT-R、新品タイヤと6分山タイヤの大きな違いが結果にも【清水和夫のDST】#77-3

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清水和夫のダイナミック・セイフティ・テスト(Dynamic Safety Test)
Number 77:国産スーパースポーツの両雄が2016年ラストバトルで名勝負!

ホンダ NSX vs 日産GT-R ピュアエディション
TEST 02:ウェット旋回ブレーキテスト

テストの「方法」と「狙い」

ドライ路面からウェット路面に100km/h(±2%)で進入、半径40Rのカーブをフルブレーキングしながら曲がる。路面はハイドロプレーニングよりもウェットグリップが問われる水深5mmに設定。ABSやタイヤを含めたクルマの総合的なブレーキ性能と、シャシーの旋回性能(ラインが外に膨らむクルマは危険)をみる。

タイヤコンディション

NISSAN GT-R PURE EDITION

GT-R専用に開発されたダンロップのランフラットタイヤ。外形を大きくし接地面積が縦長になるのは正しい判断。性能に不満はないが、問題はコストが高いことだ。タイヤに依存しすぎるのも一長一短。

HONDA NSX

古い世代のコンチネンタルを履くが、荷重とトルクを考えると剛性やグリップの絶対値が足りないと思った。試乗車はリア6分山だったので、新品タイヤで再テストした結果をリポートしている。

 

ル・ボラン 2017年2月号より転載

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2018/08/30 12:00

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