70周年記念サイトもオープン
フォルクスワーゲン ジャパンは3月9日、日本へのフォルクスワーゲン正規輸入が70周年を迎えることを記念し、年内に特別仕様車を発売、そして2024年末以降にID. Buzzを日本市場に導入することを発表した。
日本におけるフォルクスワーゲンの歴史は、1953年、フォルクスワーゲン「タイプ1(通称:ビートル)」108台と「タイプ2(通称:トランスポーター)」)3台の正規輸入が起源で、都内で行われた記者発表では、「VWバス」の愛称で親しまれてきたタイプ2の初代と2代目、そして電気自動車として復活したID.BUZZの3台が会場に展示された。
【画像15枚】フォルクスワーゲン日本導入70周年記者発表の模様はコチラ
冒頭では昨年1月にブランドディレクターに就任したアンドレア カルカーニ氏が登壇し、まず2022年を振り返った。カルカーニ氏によると、2022年はグローバルで456万台のセールスを記録し、そのうち電気自動車が33万台で前年比23.6のアップ、中国では前年比2倍以上となる102.9%アップの14万3000台がデリバリーされたという。
また、日本国内の販売台数は32091台で、これは-9%の落ち込みとなったものの、ディーラーの利益は確保されたとのことだ。一方ID.4の発売で、国内市場の電動化へとシフトしていることについては、2023年3月時点で217拠点のディーラーで90kW以上の急速充電器を設置し、アウディとポルシェディーラーでも充電可能なプレミアム チャージング アライアンス(PCA)に加盟したことで、大幅に充電インフラを改善してきているという。
ちなみにID.4については2023年モデルで、「Lite」グレードが一充電での航続距離が388km→435km、上級グレードの「Pro」では561km→618kmへとアップデートが実施されている。
また2023年の計画ついては、昨年末に導入したフォルクスワーゲン初のフル電動SUV 「ID.4」を通年を通して販売するとともに、70周年記念の日本専用モデルとして主力車種であるゴルフとゴルフヴァリアントのプレミアムエディションの導入を発表。こちらは装備を充実させたお買い得な特別仕様モデルになっている。
当日は、新たに広報・マーケティング本部のディレクターに就任したトマ ビルコ氏も挨拶。
さらに、昨年のワールドプレミア以降世界中で注目されている「ID. Buzz」を2024年末以降、日本に導入することを正式に決定。こちらは70周年記念スペシャルサイトでも公開されているので是非ご覧になっていただきたい。
日本70周年記念サイト:https://sp.volkswagen.co.jp/70th/
Golf Platinum Edition:https://sp.volkswagen.co.jp/70th/golf-platinum-edition/
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