2022年8月27日（土）に富士スピードウェイで開催される、参加型クルマイベント、「FUJI SPEED FESTIVAL 2022」に、貴重なレーシングマシンを多く所蔵するレーシングパレス（THE PALACE）が特別参加することとなった。

同社が走らせるのは、かつて日本のトップカテゴリーとして熱きバトルを繰り広げた貴重なF2マシン「NOVA532 BMW」と「CHEVRON B42 BMW」。この2台は1978年に、星野選手（NOVA）と長谷見選手（CHEVRON）が、タイトル争いをした伝説のマシンそのもので、同社が長い年月を掛けてフルレストアしたもの。今回がレストア後、初お披露目かつ初走行となる。

トミカ化もされた「トミカ シェブロン」

「NOVA532 BMW 1978」は、日本のノバ・エンジニアリングが開発した、1978年の全日本F2選手権用マシン。1974年に誕生したノバ02の最終型で、エンジンはBMW M12/7型2リッター直4。ヒーローズ・レーシングの星野一義と中嶋悟が操り、星野が3勝を挙げチャンピオンを獲得した。また星野と共に欧州F2選手権にも2戦出場したが、連続リタイアだった。

「CHEVRON B42 BMW 1978(トミカ シェブロン)」は、イギリスのシェブロンが1977年に開発し、1978年シーズンに使用したF2マシン。全日本F2選手権では長谷見昌弘がBMW M12/7型2リッター直4エンジンを搭載、TOMICAのスポンサードで参戦し同年、トミカ化もされている。優勝こそ1回だったが、最終戦まで星野一義のノバ532と王座を争い総合2位となった。翌1979年の第4戦まで長谷見が使用したことで知られ、トミカは2004年に復刻された。

この2台を、レーシングパレス（THE PALACE）の代表・館長である原田淳氏と、本山哲選手がドライブ。かつて富士で繰り広げた、伝説のバトルが蘇りそうだ。

夏の終わりのクルマ祭り!

世界屈指の長いストレートを持つ国際レーシングコースでは、自身のクルマで走るフリー走行や、プロドライバーの同乗体験が出来るサーキットタクシーやパレードランなどを予定。メイン会場となるパドックやパーキングエリアでは新型モデル試乗やオーナーズクラブ・ミーティング、国内外自動車メーカーやスペシャル・ショップによるテント出展、デモカー展示など、一日中楽しめる。

  プログラムでは、ルノー オーナー、アルピーヌ オーナーが集まり、オーナー同士の交流やサーキット走行を楽しむイベント「ルノー・アルピーヌ デイ」や、今注目のアバルトにスポットを当てた「ABARTH SCORPION MEETING&RUN」も開催。アバルトオーナーが集える専用スペースを設けるほか、アバルトのみのフリー走行や貴重なクラシックモデルによるデモランなど、新旧アバルトが多く集まるので、イタフラ好きにはたまらない。また、サテライト会場では「カングー＆フレンチミニバンミーティング」を併催。サーキット走行のクルマを眺めながら、ご家族でワークショップを楽しむなどのんびりと過ごすことができそう。

前売り券は1500円。夏休みの終わりは、往年のF2マシンのサウンドを味わうクルマ祭り「フジスピードフェスティバル2022」に参加してみては!?

【主なプログラム】
・サーキットフリー走行
・サーキット体験走行（先導車付）
・サーキットタクシー
・ABARTH SCORPION MEETING
・ルノー・アルピーヌデイ
・Daytona Challenge Cup
・ドライビングレッスン
・パレードラン
・クラブミーティング
・タッチ＆トライ新車試乗会
・カングー＆フレンチミニバンミーティング

イベント名称：FUJI SPEED FESTIVAL 2022
開催日：2022年8月27日 土曜日　7:30～18：00
入場料：2000円（前売り1500円）
開催場所：富士スピードウェイ（静岡県駿東郡小山町中日向694）
主催者：カルチュア・エンタテインメント株式会社 富士スピード・フェスティバル実行委員
https://www.neko.co.jp/fujispeedfestival

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