BMWグループのデブレツェン工場、「ノイエ・クラッセ」初のテスト車両が生産ラインから搬出

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ハンガリーのデブレツェン工場、来年末の量産開始に向けて準備開始! 完全電気自動車の「ノイエ・クラッセX」モデル初のテスト車両を生産 

ハンガリーにある、BMWグループの「デブレツェン工場」は、”ファースト・ギア”に移行中だ。テスト車両の生産が急ピッチで進められており、「ノイエ・クラッセ」の最初の完全電気自動車Xモデルが生産ラインから出荷されている。

「デブレツェンでの最初のテスト車両の生産は、新工場の試運転における重要なマイルストーンです」と、BMW AG取締役会の生産担当メンバーであるミラン・ネデルイコヴィッチ氏は述べた。現在、車両はシリーズ化されつつあり、工場におけるすべてのロジスティクスと生産工程は、スムーズなシリーズ生産の開始を確実にするため、実際の条件下でテストされ、常に最適化されている。

【写真3枚】製造工程の検証は計画通りに進行中! 

シリーズ生産に向けて
デブレツェンでのシリーズ生産準備のための重要なステップ、このプロセスの一環として、テスト車両がすべての生産工程を循環する。これはまた、工場で従業員が行うすべての物流プロセス、製造設備、業務がすでに円滑に機能しなければならないことを意味する。これらの作業は、実際のシリーズ生産と同様に複雑である。部品の数は限られているが、それでも適切な物流工程で利用できるようにしなければならない。

材料と車両部品は毎日デブレツェン工場に運ばれ、テスト車両は継続的に生産ラインから出荷される。すべての部品とすべての生産工程が綿密にチェックされる。デジタル接続を含む最先端の生産システムやツールの検証には、特別な注意が払われている。

将来の車両モデルのシステムテストを実施することで、さらなる最適化の可能性を見出すことができる。今後数カ月は、得られた知見に基づいてプロセスを改良することに重点を置く。この段階では、新しいスタッフも設備や機械に関する集中的なトレーニングを受ける。製造の全領域にわたる緊密な協力により、スムーズで成功裏にシリーズを立ち上げるためのオペレーションがシームレスに統合される。

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