かつて国内でも販売されていた「トライトン」の最新モデル
三菱は現在、ピックアップトラック『L200』次世代型を開発しているが、その最新プロトタイプをスクープサイト「Spyder7」のカメラが捉えた。
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L200は、かつて日本でも2006年から2011年まで正規輸入販売されていた、1トンクラスのピックアップトラックだ。L200として5代目となる現行型は2014年にデビュー、アジアやオセアニア市場では『トライトン』として販売されている。2018年には大幅改良が行われており(英国では新型として発売)、いよいよ次世代型へバトンタッチされる。
L200次世代型プロトタイプは、1月にもテストミュール姿を捉えているが、今回は生産型ボディで初出現、最終デザインが見えてきた。フロントエンドは、現行型のデザインと、大型で大胆なグリルをブレンドしたマスクが露出、SUV「アウトランダー」と似た側面のC字型トリムが確認できる。
Cトリムのすぐ上部にはタイトなLEDデイタイムランニングライトを配置、メインヘッドライトはC字型に組み込まれ、現行型の大きなドライビングランプは排除されている。最大の変更点は日産「ナバラ」に似たメッシュパターンのグリルだろう。L200は、ルノー・日産・三菱アライアンスによる共同開発で、日産『ナバラ』と同じアーキテクチャを採用、ほかのコンポーネントでも多くの共通点があると予想される。
側面では、ホイールアーチの上の流線型のスタイリングと角度のあるアクセントが付いた進化的デザインを見ることができるほか、ホイールベースはストレッチされているように見え、充実したキャビンとヘッドレストを提供してくれるだろう。
後部では、現段階では大きな変更が見られないが、テールライトやバンパーは今後着手されるはずだ。また次世代型では電化へシフトし、PHEVが目玉となるが、排出量監視用センサーに接続されたエキゾーストパイプを装備、販売される市場に応じて、ガソリンエンジンとディーゼルエンジンも提供されるのだろう。
次世代型では、インテリア技術も日産ナバラと共有すると見られており、ワールドプレミアは2023年以降に予想されている。
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