パワートレインは、ガソリン、ディーゼルのほか電動モデルも設定
VWが現在開発中の次世代マルチバン、最新プロトタイプがニュルブルクリンクで高速テストを開始した。
最新プロトタイプでは、ヘッドライトをカモフラージュしているが、その間にはLEDストリップライトが装備されることが濃厚で、2016年の「Budde-e コンセプト」からインスピレーションを得たフロントデザインが予想される。市販型では、VWグループの「MQB」プラットフォームを採用、「T6.1」より長いフロントオーバーハング、長いホイールベースにより最大7人の乗客のためのスペースを提供してくれる。またオプションのパノラミックサンルーフをマルチバンで初めて採用、ヘッドルームは先代モデルより改善されるという。
キャビン内では3列シート、さまざまな方法で使用可能なテーブルを特徴としており、10インチのディスプレイを備える最新のインフォテイメントシステム、シフト・バイワイヤーギアセレクタ、360度カメラなどが搭載される。
パワートレインは、ガソリン、ディーゼルのほか電動モデルも設定。ハイブリッドバージョンの詳細は明かされていないが、VW「ゴルフGTE」と同等の最大トルク400Nmを発揮するとみられる。
VW次世代マルチバンの車名は「Multivan Bulli」と予想されている。
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