ほぼすべての領域で性能が向上した、新型「ポルシェ・タイカン」。充電性能50kW増、航続距離は35%増の最大678km!

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より高く、より速く、より遠くへ。タイカンのすべてのバージョンで充電状態10%から80%までを、18分で充電可能に!

ポルシェジャパンは、数多くの改良を施した新型「タイカン」および新型「タイカン クロスツーリスモ」の予約受注を2024年2月7日(水)より、日本全国のポルシェ正規販売店にて開始する。

新型タイカンには広範囲におよぶアップグレードが施され、より高い出力、長い航続距離、速い加速、迅速な充電、優れた安定性を備える。市販化に向けてポルシェ初のフル電動スポーツカーを改良するため、カモフラージュされたテストカーに乗り込んだ開発エンジニアとテストドライバーは、世界中を360万km以上走破。これまでに約15万台のタイカンが生産されている。

「当社は2019年末にタイカンを発表し、e-モビリティの新時代を切り開きました。このクルマがEVセグメントにおけるゲームチェンジャーであり革新的な先駆者であることがすぐに証明されました。サクセスストーリーは、大幅にアップグレードされた新型タイカンにも続きます。

卓越したドライビングダイナミクスとドライビングプレジャーを備えたモデルラインは、性能の面で新たな高みに到達しています。同時に、効率、航続距離、日常の使いやすさ、快適性を大幅に向上させることができました」と、タイカンのモデル責任者であるケビン・ギーク氏は述べる。

【写真10枚】改良に改良を重ねた、ポルシェ初のフル電動スポーツカー 

さらに高いパフォーマンス
アップグレードされたすべてのバージョンは、先代モデルよりも加速が格段に良くなっている。ベーシックモデルとトップエンドから、スポーツセダンのタイカンと「タイカン ターボS」の例を挙げると、静止状態からわずか4.8秒(ターボS:2.4秒)で100km/hに達し、これは先代モデルを0.6秒(ターボS:0.4秒)上回る。

スポーツクロノパッケージの新しい「プッシュトゥパス」機能を使用するとボタンに触れるだけで、モデルに応じて最大70kWのブーストを10秒間利用することが可能。加速の向上は、主にシステム出力の増加によるものだ。たとえばベーシックモデルのタイカンの出力は従来よりも60kW向上しており、タイカンターボSでは、さらに140kWのローンチコントロールが追加される。これにより、トップモデルのシステム出力は700kW/952PSに増加する。

先代モデルより航続距離が35%以上向上
ボディタイプとエンジンに応じて、航続距離は175km(35%)増加して最大678km(WLTP)となった。アップグレードされたタイカンは、先代モデルよりも長距離走行時の充電回数が少なくなっただけでなく、充電速度も向上。パフォーマンスバッテリープラスの総容量は、93kWhから105kWhに増加している。

新しいアクティブシャシー
すべてのアップグレードされたタイカンモデルには、アダプティブエアサスペンションが標準装備された。新しいポルシェアクティブライドサスペンションは、4WDバージョンのオプションとしてオーダー可能。このシステムは、ドライビングコンフォートとドライビングダイナミクスのレンジをかつてないほどに広げる。

サスペンションは、ダイナミックなブレーキング、ステアリング、および加速操作中であっても、タイカンのボディを常に水平に保つ。滑らかな乗り心地で、段差をほぼ完全に吸収するのだ。ダイナミックな運転状況では、ポルシェアクティブライドサスペンションがホイールの荷重をバランスよく配分することで、路面とのほぼ完璧な接続性を実現。適切なモードがアクティブになっている場合、サスペンションがピッチとロールを補正して乗員に作用するGを低減する。

広範な効率対策
性能と効率の同時の向上には、全バージョンで先代モデルの出力を最大80kW上回る新しいリアアクスルモーターを備えた先進のパワートレイン、ソフトウェアを最適化した改良型パルスインバーター、より強力なバッテリー、サーマルマネジメントの改良、次世代ヒートポンプ、改良型回生および4WDストラテジーなど、複数の要因が関係する。

高速からの減速時の最大回生性能は、290kWから400kWへと30%以上向上した。すべてのバージョンに、空力的に最適化されたホイールと転がり抵抗を低減したタイヤが標準装備される。新しい21インチホイールとタイヤは専用に開発された。

大幅に改良された装備と軽量化
最大15kg軽量化された一方で、標準装備は従来よりもさらに充実している。アンビエント照明、フロントシートヒーター、ポルシェインテリジェントレンジマネージャー(PIRM)、ワイヤレス充電式スマートフォントレー、運転席側および助手席側電気充電ポート、ドライブモードスイッチ、パワーステアリングプラスが標準装備された。日本ではタイカン4Sにパフォーマンスバッテリープラスが標準で搭載される。

タイカンのベーシックモデルも、アダプティブエアサスペンションとアルミニウム製ドアエントリーガードを標準装備。装備のアップグレードに加えて、製品仕様の向上には、容量を増やしながら軽量化されたバッテリーが含まれる。

さらに魅力的なデザイン
新型のヘッドライトとテールライトを備えた新しいフロントエンドとリアエンドのスタイルにより、ポルシェのエクステリアデザイナーはタイカンの滑らかで純粋なデザインをさらに磨き上げた。新しいフロントフェンダーとフラットなヘッドライトは、タイカンのワイド感をさらに強調する。

精巧な光学を使用した高解像度HDマトリックステクノロジーの新しいヘッドライトは、夜間にポルシェ特有の4灯のグラフィックで照らす。リアライトストリップのポルシェロゴは、立体的なガラスルックのデザインを採用し、初めて装備されたイルミネーテッド仕様は、乗車時および発進時のアニメーションが特徴だ。ターボとターボSは、エクステリアとインテリアの両方で、アクセントカラーのターボナイトによりほかのモデルとの違いを際立たせている。

制御とディスプレイのコンセプトの刷新
インストルメントクラスター、センターディスプレイ、オプションの助手席側ディスプレイは、機能を追加して最適化されたユーザーインターフェースを備えた。ステアリングホイールのモードスイッチは標準装備されます。スポーツクロノパッケージとパフォーマンスバッテリープラスを装備したタイカンモデルは、モードスイッチに専用のプッシュトゥパスボタンを備える。

ステアリングホイールの左側後方にある新しいコントロールレバーを使用すると、ドライバーアシスタンスシステムをより直感的に操作することができる。Apple CarPlayは、車両のディスプレイと機能にさらに完全に統合された。新しい車載ビデオ機能により、センターディスプレイと助手席側ディスプレイでのビデオストリーミングも可能だ。

ポルシェジャパン独自の充電ネットワーク
ポルシェジャパンでは独自の急速充電インフラとしてCHAdeMO規格では国内法規における最速の150kWを誇る「ポルシェ ターボチャージングステーション」が全国のポルシェ正規販売店にて54基稼働中のほか、都市部でも主に東京、名古屋、大阪に10拠点18基を設置している。

またアウディ、フォルクスワーゲンとともに展開するプレミアム チャージング アライアンスにより、各ブランドの正規販売店に設置されている急速充電器も利用可能だ。普通充電器(8kW)の「ポルシェデスティネーションチャージングステーション」は、ホテルや温泉施設、レストラン、ゴルフ場などのレジャー施設など長時間滞在に適したロケーションにて110拠点225基を運用している。

◆新型「ポルシェ・タイカン」希望小売価格(消費税込)
 タイカン 右ハンドル=¥13,700,000
 タイカン4S 右ハンドル=¥16,500,000
 タイカンターボ 右ハンドル=¥22,890,000
 タイカンターボS 右ハンドル=¥27,460,000
 タイカン4クロスツーリスモ 右ハンドル=¥15,070,000
 タイカン4Sクロスツーリスモ 右ハンドル=¥16,700,000
 タイカンターボクロスツーリスモ 右ハンドル=¥23,080,000

お問い合わせ先:ポルシェ コンタクト 0120-846-911
https://www.porsche.com/japan/ 

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2024/02/07 11:30
 | EV

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