明るく広い快適な居住空間を創出! 新しいデザイン哲学を適用した「アウディQ6 e-tron」のインテリアに注目

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“ユーザー最優先”がコンセプト。乗員のニーズと要望を中心にスペース、構造、機能をデザイン。

インテリアからデザイン。新型「アウディQ6 e-tron」のインテリアは、これまで以上にユーザーのニーズを配慮してデザインが見直されている。たとえば、立体的な造形とコントラストカラーを組み合わせたデザインを採用したインテリアは、それぞれの要素を意図的に遠近に配置することにより、人間工学的な快適さを追求するだけでなく、見た目にも美しい空間となっている。

Q6 e-tronは、新開発のプレミアムプラットフォーム エレクトリック(PPE)と新しいE3エレクトロニクスアーキテクチャーをベースに開発された、初のモデルシリーズだ。今回のインテリアのデザインと機能の刷新は、これらの技術を基盤として進められた。Q6 e-tronは、高度なテクノロジー、美しいデザイン、持続可能性がバランスよく取り入れられているのだ。

【写真9枚】これまで以上にユーザーのニーズを配慮して見直されたデザイン 

インテリア:統一されたデザイン
Q6 e-tronのインテリアは、クリアな造形により居心地の良い雰囲気になっている。ソフトラップと呼ばれるトリムは、ドアからコックピット全体に沿ってセンターコンソールにまで広がり、調和の取れた乗員を包み込むようなスペース感覚を生み出す。シートには、斬新なカラーと高品質な素材を使用、一部にはリサイクル素材を取り入れている。

これにより、すべてのインテリアコンポーネントが統一感のある1つの空間としてデザインされ、乗員は繭の中にいるような心地よさを感じられる。素材は機能性を念頭に置いて選択され、インテリアのさまざまなエリアに、それぞれのデザインを生かして取り入れられている。

各エリアは、広い面積とソフトな素材を使用することにより、特に快適性を重視。対照的に、操作エリアは精密なデザインが特徴で、車両との対話が明快に行えるよう、高品質なハイグロスブラックのタッチパネルを採用した。操作系は、素材の密度と質を高めることで、より強い存在感を表現している。

インテリアトリムは、デザイン要素としても機能している。この考え方は、広々としたスペース感覚を提供すると同時に、快適性と居心地の良さだけでなく、明快さも生み出す。水平に設置された低くスリムなエアベントが、インテリア全体に一体感をもたらした。

「ブラックパネル」を採用した一連のコントロールスイッチは、運転席側のドアハンドルに統合されており、モダンなインテリアと完璧に調和。この操作パネルには、ドアミラーの調整、シートとドアの機能、ライトと視界の設定など、最も重要な機能が含まれている。

持続可能で美しい素材:DinamicaおよびElastic Melangeファブリック
ソフトラップと呼ばれるトリムに使用される素材の一部は、持続可能な方法で生産された。たとえば、Sラインのソフトラップでは、100%リサイクルポリエステルから作られた「Elastic Melange (エラスティック メランジ)」ファブリックが使用された。

コントラストステッチが施されたスポーツシートも、オプションでエラスティック メランジとなっている。標準シートとヘッドライナーにオプション設定となる「Argument (アーギュメント)」ファブリックも同じ素材から作られている。

SラインおよびSモデルでは、スポーツシートプラスもオプションでリサイクル素材「Dinamica (ダイナミカ)」マイクロファイバー、またはダイヤモンドステッチが施された上質なナッパレザーで提供される。インストルメントパネルの表面は、ボルケーノグレーのファインペイント仕上げが標準となっており、その一部には、再生可能な素材が使用されている。またはウッド(ライトブラウンのスウィートガムナチュラル、ストーングレーのバーチリニアナチュラル)やアルミニウム(アンスラサイトカラーのマットブラシ仕上げ)を選択することも可能だ。

SラインおよびSモデルでは、アンスラサイトカラーのマットブラシ仕上げによるアルミニウム、カーボンマイクロツイル、アンスラサイトカラーのハイテクメッシュが用意された。ハイテクメッシュは、リサイクル素材から作られ、手触りのある質感、斬新な表面をもつ、革新的でテクニカルなポリエステル生地だ。フロアマットは、「Econyl (エコニール)」製で、古い漁網、カーペット、産業廃棄物をリサイクルした素材が使用されている。

PPE:日常走行に最適な広さ
Q6 e-tronはアウディのDNAを体現しており、印象的な走行性能、充電性能、革新的なテクノロジーを完璧にバランスさせている。電気自動車専用に開発された新しいPPEプラットフォームにより、日常走行に適していると同時に、明るく広々としたインテリアも特徴としている。

たとえばインテリアには、さまざまな収納スペースやトレイが用意されている。センターコンソールには2つのカップホルダー、携帯電話充電トレイ、2つのスマートフォン用充電ポートが備わる。センタートンネルのない電気自動車の特徴として、足元スペースが広く、リヤシートへの乗り込みが容易で、リヤセンターシートの座り心地も優れている。

トランク容量は526L。リヤシートを折りたたむと、収納スペースは最大1,529Lまで拡大することができる。リヤシートは分割可倒式(40:20:40)。ボンネット下のいわゆるフランク(フロントトランク)には、さらに64Lの収納スペースがあり、充電ケーブル(モード3)や小型の旅行バッグを収納することができる。

独立型の曲面ディスプレイを備えたデジタルステージ
ソフトラップと呼ばれるトリムで構成されたインテリアのハイライトは、アウディMMIパノラマディスプレイとMMI助手席ディスプレイを組み合わせた「デジタルステージ」だ。明確にグループ化されたこれらのディスプレイは、インテリアのデザインコンセプトに完全に統合されており、明るく広々とした雰囲気を醸し出している。

スリムな独立型アウディMMIパノラマディスプレイは、曲面デザインとOLED(有機LED)テクノロジーを特徴とし、11.9インチ アウディバーチャルコックピットと14.5インチMMIタッチディスプレイから構成されている。ドライバーの手の届く範囲はアーチ状に設計されており、曲面形状のディスプレイを採用。また曲面ディスプレイの形状は、エクステリアデザインの特徴となっているシングルフレームを想起させる。特別なアンビエントライトの採用により、夜間は曲面ディスプレイが宙に浮いているように見える。

この「デジタルステージ」は、助手席側にも、ダッシュボードのデザインにも完全に統合された独立型の10.9インチMMIディスプレイが装着されている。シャッターテクノロジーを備えたアクティブプライバシーモードにより、助手席乗員は、ドライバーに気兼ねすることなく映画や動画を鑑賞することができる。

同時に助手席乗員は、このディスプレイにナビゲーションを表示させて、ドライバーをサポートすることもできる。標準バージョンでは、助手席側インフォテインメント ディスプレイにはハイグロスブラックが採用されている。

オプション設定の拡張現実(AR)ヘッドアップディスプレイ(HUD)は、アウディのディスプレイテクノロジーの大幅な進化を体現。ドライバー前方にはフロントウィンドウを横切る大型のイメージ画像が投影され、速度、道路標識、各種アシスタンスシステムの情報、ナビゲーションシステムのアイコンなどが表示される。画像は前方に傾けられ、強化されたAR体験を提供する。

ドライバーは、表示される情報に簡単に焦点を合わせることができる。このプロセスと高度なバーチャルイメージにより映し出された情報は、ドライバーから最大200mの距離に浮かんでいるように表示され、周囲の環境と一体化しているかのような印象になる。ドライバーは、迷うことなく表示されている内容を理解することが可能。このディスプレイは、特に視界が悪い状況で重要なサポートを提供する。ARコンテンツの画像は、ドライバーの視点から約2.2mの対角線上に表示される。

インテリアを演出するインタラクションライト
さらに、車両と乗員の対話をサポートする、幅広い通信機能を備えたインタラクションライト(IAL)も装備。このライトは、インテリアとコックピットを大きな弧を描いて包み込むように設置された。LEDを採用したこのライトストリップの輝度は、最大1,200cd (カンデラ)。IALの主な機能は3つで、まず、ウェルカム機能などインテリアを演出する機能のほか、車両の施錠、開錠も表示する。

IALはアンビエントライトと統合されており、IALが作動していない場合は、アンビエントライトと同じ色で表示される。 さらにIALは安全もサポート。たとえばダイナミックターンシグナルを視覚化して点灯する。しかし、IALは補足的なディスプレイであり、バーチャルコックピットのターンシグナルに代わるものではない。充電レベルの表示や充電の進捗状況などの情報も視覚化し、パルス光として表示。インタラクションライトは、アンビエントライトパッケージプラスの一部として提供される。

アウディ セルフラーニング ボイスアシスタントとappストアの統合
新しいエレクトロニクス プラットフォームにより、これまで以上の車両でのデジタル体験をアウディの顧客に提供する。Q6 e-tronには、新しいE3アーキテクチャーをベースにした初の車両として、完全なコネクテッド機能を備え、高度なデジタル化を実現したインテリアが装備された。これによりさまざまな機能がインテリジェントに連携し、新たなインテリア体験と革新的な機能を提供する。

同時にアウディは、ソフトウェア会社CARIADと共同開発した、まったく新しい統一規格のインフォテインメント プラットフォームをQ6 e-tronに導入。このシステムは、Android Automotiveをベースとしている。継続的なソフトウェア更新により、すべての車両システムは、常に最新の状態に維持される。

インゴルシュタットで生産される初の電気自動車、Q6 e-tronを購入した顧客は、この高度なコネクテッド機能からさまざまな恩恵を得ることができる。たとえばユーザーはアウディ セルフラーニング ボイス アシスタントにより、オンラインとオフラインの両方で、多くの車両機能を制御することができる。車両に完全に統合されたアシスタント システムは、今回初めてアバターによって表示される。

このアバターは、「アウディ アシスタント ダッシュボード」と拡張現実(AR)ヘッドアップディスプレイに表示される。ユーザーは、「Hey Audi」と発話することで、アシスタント機能を起動することができる。また、ほかのさまざまなタッチコントロールや、myAudiアプリを通じて起動することもできる。

マルチモダリティ(複数の方法により同様の結果を得ることができる機能)に関しては、新しいディスプレイと操作コンセプトにより、音声対話システムを使用して最寄りの充電ステーションを検索したり、タッチディスプレイを使用して(AIにより事前に分類された)リストから選択したりすることができる。

ボイスコマンドは、ディスプレイに”see what you speak”とテキストでも表示される。デジタルアシスタントは、ユーザーの行動から継続的に学習し、可能な限り最高のサポートを提供する。このサポートは、3つのカテゴリーに分類でき、プロアクティブな提案(文脈により必要な機能をプロアクティブかつ状況に応じて提案)、スマートルーチン(外気温に応じたシートヒーターやエアコンディショナー設定など、繰り返し操作のシーケンスを自動化)、そしてインテリジェントリスト(通話リストなど)だ。

ユーザーはお気に入りのアプリをappストアからダウンロードして、車両ディスプレイ上で直接使用することも可能。CARIADとそのパートナー企業のHarman Igniteが共同開発したappストアを組み込むことで、顧客は車内のデータリンクを使用し、MMIタッチディスプレイを介して、人気のあるサードパーティ製アプリに直接かつ直感的にアクセスすることもできる。

選択したアプリは、スマートフォンを必要とせずに、アウディのインフォテインメントシステムに直接インストールされる。ユーザーは、ボイスコマンドを介してアプリを操作することもできる。

音響精度を最大限に高める3Dサウンドシステム
Q6 e-tronにオプション設定される3Dサウンド付きBang&Olufsenプレミアムサウンドシステムは、最高の音響精度を実現している。左右のAピラーに設置された小型のスピーカーの音がフロントウィンドウに反響して、立体的な音が再現される。音楽は録音されたとおりに正確に再現され、自然で印象的なサウンド体験が得られる。Bang&Olufsenプレミアムサウンドシステムの中心となるのが高効率なアンプだ。

このアンプは、830ワットの出力で22個のスピーカーを駆動。その内の4個はフロントシートのヘッドレストに統合され、サウンドゾーンと呼ばれる音響体験を初めて実現することが可能になった。フロントドアの低音スピーカーは別のハウジング内に設置し、周囲のコンポーネントに対する振動の影響が少なく、非常に正確な音が再生される。

これによって音質を高め、車外への音漏れも抑制。さらに精緻で豊かな低音域が表現される。夜間には、照明付きのレタリングがサウンドシステムを演出する。

数多くの機能を備えたQ6 e-tronのインテリアは、「顧客の生活と体験の場」を中心において開発した優れたデザインと高度なテクノロジーにより、これまでは不可能だった方法でユーザーニーズを満たす。

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2023/09/04 15:00
 | EV

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