【2020年秋、ドイツ車トップ10!】「第9位・BMW 3シリーズ」盤石のライドフィール

3シリーズのなかでも318iは特に買い!

3シリーズの商品企画時、ミュンヘンに主要6カ国のプロダクトマネージャーが集まりミーティングを実施している。日本の担当者もそのメンバーに加わり、スポーツセダンとしての揺るぎない位置づけを確立することに加え、運転支援機能の充実を主張したのだ。

BMW 318i

それが受け入れられ、8シリーズ(つまりハイエンドモデル)のために開発されていた、3眼カメラを用いて対象物を超高精度で検出するシステムを先行採用。日本で初めてハンズ・オフ機能付き渋滞運転支援機能の搭載も可能になった。しかも、現在は全グレードに標準装備される。
こうした例からも明らかなように、3シリーズには日本市場のニーズが色濃く反映されている。もはや、走りに魅力があるのは当たり前。運転支援機能の充実ぶりや安全性の高さでも、買いの理由になる魅力を獲得している。

BMW 318i

さらに、日本仕様の専用エンジンを積むことで、本国でさえ遅れて追加された320iをデビュー当初からラインナップ。その後も続々と新パワーユニットが投入され、今年8月には、エントリーグレードの318iを追加している。320iのエンジンをデチューンして搭載するが中身は同じ、それでいて価格は約40万円安いのだから、まさに買いだ!

萩原秀輝/H.Hagihara

フォト=郡 大二郎/D.Kori ルボラン2020年11月号より転載

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2020/10/21 08:00
 | BMW , 特集

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