ジャガー・ランドローバーが次世代モビリティを公開

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新たなプラットフォームとスマートシティ構想を融合。2021年に英国で実証実験を開始

英国のジャガー・ランドローバー社(JLR)が次世代コンセプトカー「プロジェクト・ベクター」を公開した。ゼロ・エミッション、事故ゼロ、渋滞ゼロを目指す同社のコンセプト「デスティネーション・ゼロ」を体現し、自動運転化も可能なプラットフォームに電動システムを搭載。フラットな床面の下にバッテリーやモーターを搭載し、全長4m程度のボディながら大人4人がゆったり移動できるスペースが確保されている。

プロジェクト・ベクターの開発拠点となる英国国立自動車イノベーションセンターをチャールズ皇太子も視察に訪れた。

トヨタのパレットとも似たスタイルだが、コンパクトなボディで車内スペースを有効活用したい次世代車は、こういった形になっていくのかもしれない。ただ、このプロジェクト・ベクターはステアリングやインパネを備えた運転席があり、日本の軽自動車ワゴンの進化形のような雰囲気もある。それだけ実現性が高い乗り物ということだろうか。

2021年には英国コベントリーの公道で実証実験を始める予定だが、それに先駆けてワーウィック大学に開設された英国国立自動車イノベーションセンターでチャールズ皇太子にも披露された。このイノベーションセンターがプロジェクト・ベクターの開発拠点となるが、ブレグジットに揺れる英国において、官民一体で開発される次世代モビリティが、今後どこまで存在感を示すことになるか、注目が集まる。

プロジェクト・ベクターの開発拠点となる英国国立自動車イノベーションセンターをチャールズ皇太子も視察に訪れた。

ルボラン2020年5月号より転載

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田畑修
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