ゴルフVIIIとID.3の競合はある程度は避けられない(リポート=木村好宏/Y.Kimura)
8代目ゴルフの外観を見て最も驚いたのは、ボンネット上と、ボディをグルリと一周するプレスラインだ。これまでのトップは、シンプルでクリーンなサーフェスに賛同してきたからだ。また、歩行者保護対策と軽量化に向けてボンネットがより柔らかくなったことで、その内張りやダンパーは廃止されている。明らかなコストセーブだが、こうした代償がなければ標準でフルデジタルディスプレイやLED ライト、さらにはC2Xなどのハイテクを装備することはできなかっただろう。ただ、こうした判断は以前のVWでは考えられなかったことで、世代交代は確実に進んでいる。
ところで最大の関心事は、ほぼ同時期にVWディーラーに並ぶゴルフVIIIとID.3の関係だ。VWのナンバー2、ラルフ・ブランシュテッターは「基本的にゴルフを選ぶユーザーはロイヤリティの高い人たちです。安定した台数は売れるでしょうが、ある程度の競合は避けられない」と告白した。そして「それは世の中の環境意識の高まりを意味し、我々はそれにID.3で応えなければならない」と締め括った。
VWのナンバー2であるラルフ・ブランシュテッター氏。ID.3との関係について明快に答えてくれた。
(リポート=木村好宏/Y.Kimura)
■関連記事
- 【最新モデル10番勝負!/JUDGE 05】コンパクトハッチのベンチマークに世代交代はありうるか?「フォルクスワーゲン・ゴルフ×メルセデス・ベンツAクラス」
- 【スクープ】ヘッドライトはよりスリムな形状に! VW「ゴルフ」改良新型の最終デザインはこれだ!
関連記事
【Tipo】あの頃人気だったフツーのハッチバック車大全!! 小手先の刺激に頼らず本質で勝負する実直なクルマ『VWゴルフ』編
Tipo
2023.01.12
世はまさにコンパクトカー戦国時代⁉ 世界標準のVWゴルフをはじめ、アイオニック5・ミニ・マツダ3・308を一挙に徹底比較!
国内試乗
2022.07.25
FFベースでも”駆け抜ける歓び”は健在! 「BMW M235i xDriveグランクーペ」と元祖ホットハッチの「ゴルフGTI」を比較して見えてきた魅力とは?
BMW
2022.06.16
スポーティな内外装が走りの質の高さを彷彿させる!「フォルクスワーゲン・ゴルフGTI」【河口まなぶ動画試乗インプレッション】
オリジナル動画
2022.01.09
愛車の売却、なんとなく下取りにしてませんか?
複数社を比較して、最高値で売却しよう!
車を乗り換える際、今乗っている愛車はどうしていますか? 販売店に言われるがまま下取りに出してしまったらもったいないかも。 1 社だけに査定を依頼せず、複数社に査定してもらい最高値での売却を目 指しましょう。
手間は少なく!売値は高く!楽に最高値で愛車を売却しましょう!
一括査定でよくある最も嫌なものが「何社もの買取店からの一斉営業電話」。 MOTA 車買取は、この営業不特定多数の業者からの大量電話をなくした画期的なサービスです。 最大20 社の査定額がネット上でわかるうえに、高値の3 社だけと交渉で きるので、過剰な営業電話はありません!
【無料】 MOTA車買取の査定依頼はこちら >>