スポーティなルックスで登場。先進技術を積極導入
日産自動車は4月16日に開幕した上海モーターショー2019において、フルモデルチェンジを受けた新型「シルフィ」を初公開した。
同社のダニエレ・スキラッチ副社長は新型シルフィを次のように紹介している。
「新型シルフィによって、最新の“ニッサン インテリジェント モビリティ”を中国市場に投入します。よりスタイリッシュなデザイン、先進のコネクティビティや安全技術などにより、新型シルフィは市場を牽引するファミリーセダンとして、お客様にこれまでない自信とワクワクを提供します」
スポーティなルックスで登場した新型は、低い重心と流線形のエクステリアデザインを採用したことにより、GT-Rと同等の空気抵抗係数(Cd値)0.26を実現。フロントには新世代の日産デザインを象徴するVモーショングリルを、リヤにはブーメラン型のLEDライトを採用。サイドは止まっているときでも動きを感じさせるダブルウエストラインが特徴だ。
パワートレインは最新のHR16DE型エンジン(1.6Lの自然吸気式直列4気筒)とエクストロニックCVTの組み合わせ。燃費性能を向上させながらリニアでスムーズな走りを実現。ハンドリング性能にも磨きがかかり、より安定したドライビングフィールを実現するため、ステアリングやサスペンション、ボディの剛性が高められている。
居住性を高めた室内には人間工学に基づいて設計されたソフトで快適なシートを装備。インテリアの基調色はスポーティなブラックのほか、ライトグレーやタン(特別色)が設定され、ラグジュアリーな印象をもたらすダイヤモンドカットのキルト柄があしらわれている。
インパネではセンターパネルの8インチモニターや、7インチの高解像度TFTモニターを組み込むスマートで機能的なデザインのメーターパネルを採用。センターに配置した3連のエアコン吹き出し口も新型モデルのインテリアを特徴づけている。
そのほか、スマートフォンとのシームレスな接続や、ボイスコマンド機能を採用するなど、コネクティビティも向上。先進の運転支援機能も積極的に導入されている。
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