綿々と熟成し続けたGT-R、スクラップ&ビルドのNSX
1990年のR32GT-Rから始まったAWDのGTカーは、途中ブランクはあったものの基本コンセプトを変えずに25年以上も開発が続けられてきた。R35GT-Rは2007年に再登場し、ニュルブルクリンクを中心に走りが煮詰められてきた。まるで高級ワインのごとく非常に 価値ある熟成だ。
一方、NSXは名前とミッドシップであることは同じだが、まるで別物で、初代のNSXとは一線を画す。それは良くも悪くもホン ダらしく、スクラップ&ビルドを行なっているからだ。両最新モデルに乗り振り返ると、25年前のふたりは280psなこともあり、まだまだ可愛いとさえ思えたのだった。
RESULT
僅差だが今は熟成を続けたGT-Rに軍配。NSXの進化に期待
●日産 GT- R ピュアエディション:16.0/20点
●ホンダ NSX:15.5/20点
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