運転席に乗り込むとi3ならではの個性がより実感できる。デビュー以来、天然素材を意識した部材が各所に用いられ、車内を見回すだけで“エコ”な雰囲気を実感できる。前方はとにかく広い。これは前方にパワートレインがないことが大きい。2つの四角いディスプレイは運転席前が速度計やバッテリー残量を示すもので、ダッシュボード中央にあるのはカーナビゲーションやバッテリーのエネルギーフローを表す。後はステアリング周囲に走行するためのシフトセレクターやウインカーレバーなどが集中される。操作系はいたってシンプルだ。
後席は相当大柄な人でなければ十分な空間を確保できている。ただ、ドアはi3特有の構造を持つ。前を先に開ける方式の観音開きのドアを採用したため、後席の乗員が自由に乗り降りすることはできないのだ。ただ、両方のドアを開けたときはセンターピラーレスとなり、乗り降りはかなりしやすい。また、子どもを後席に乗せた際も勝手にドアを開けられずに済むというメリットもある。シティコミューターというコンセプトに照らせばその役割は十分果たしていると言っていいだろう。
コラムにあるスタートボタンを押して電源をオンにすると「ヒューン」という音とともにレディ状態になったことが示される。セレクターレバーをDレンジに走り出すと、EVならではの強力なトルクが車体をグイグイと前へ進ませる。アクセルを踏んでいるとどこまでもその加速感が続く感じで、これはガソリン車では得られない強烈なものだ。しかも、アクセルを話せば強烈な回生ブレーキがかかる。つまり、アクセルペダル1つで加減速が自在にコントロールできるのだ。
■関連記事
関連記事
【スクープ】BMW最強セダンに名乗りを上げる新型「M5」、4.4L V8は最高出力700psオーバーに!
スクープ
2024.05.21
1,000台限定のスペシャル・エディションも発表! 新型「BMW M4 CS」が登場
ニューモデル
2024.05.08
エクスクルーシブなスポーティネスを! 新型「BMW 5シリーズ ツーリング」「BMW i5ツーリング」用の「BMW Mパフォーマンス パーツ」登場
BMW
2024.05.07
7月にマイナーチェンジ版が生産開始! 新型「BMW i4」「BMW 4シリーズ グランクーペ」、テクノロジーとデザインを刷新へ
ニューモデル
2024.04.25
愛車の売却、なんとなく下取りにしてませんか?
複数社を比較して、最高値で売却しよう!
車を乗り換える際、今乗っている愛車はどうしていますか? 販売店に言われるがまま下取りに出してしまったらもったいないかも。 1 社だけに査定を依頼せず、複数社に査定してもらい最高値での売却を目 指しましょう。
手間は少なく!売値は高く!楽に最高値で愛車を売却しましょう!
一括査定でよくある最も嫌なものが「何社もの買取店からの一斉営業電話」。 MOTA 車買取は、この営業電話ラッシュをなくした画期的なサービスです。 最大20 社の査定額がネット上でわかるうえに、高値の3 社だけと交渉で きるので、過剰な営業電話はありません!
【無料】 MOTA車買取の査定依頼はこちら >>