前回に続きリアステアの存在を確認
デビューが近くなったロールスロイス・ファントムの2度目のスクープ。デザインは成功を収めたシリーズIIファントムの正常進化版とも言うべきもの。今回からはプラットフォームがBMW製の「CLAR」となるので、シャシーは重量・剛性とも格段に現代的洗練を受けているはず。その一方で伝統的な「パルテノン・グリル」、四角いヘッドランプ、圧倒的なボリュームを持つボクシーなリモ・スタイル、コーチドア、そして絞られたリアエンドなど、ロールスらしさも健在だ。
前回のスクープで「バルクヘッドから前車軸までの距離が従来のロールスの伝統からするとやや短いように感じる」と書いたが、前回の画像はロングホイールベースの「LWB」で、今回はノーマル仕様(といっても7シリーズより大きいのだが)とあって、この部分の短さに違和感はない。ただ正直言って、キャビンがさらに長いLWB仕様だと、かつての威風堂々たる長大なノーズにノスタルジーを感じることになるかもしれない。
そして前回もリポートしたリアステアについてだが、今回の画像でも低速時に同位相でタイヤが切れている様がよくわかる。伝統的にフロントオーバーハングは短めなので、この次期ファントムは、リアステアのおかげで史上最も取り回しのよいロールス・ロイスということになりそうだ。
■関連記事
- 【フロントライン】ウッドセクションに8000時間、組み立てに5カ月を要する最高傑作。3作目のコーチビルドコミッション「アルカディア・ドロップテール」を発表
- 2024年の創立120周年にちなんだ120台の限定車! 「ロールスロイス・ゴースト プリズム」、時代を超えた自己表現の表明。
関連記事
愛車の売却、なんとなく下取りにしてませんか?
複数社を比較して、最高値で売却しよう!
車を乗り換える際、今乗っている愛車はどうしていますか? 販売店に言われるがまま下取りに出してしまったらもったいないかも。 1 社だけに査定を依頼せず、複数社に査定してもらい最高値での売却を目 指しましょう。
手間は少なく!売値は高く!楽に最高値で愛車を売却しましょう!
一括査定でよくある最も嫌なものが「何社もの買取店からの一斉営業電話」。 MOTA 車買取は、この営業電話ラッシュをなくした画期的なサービスです。 最大20 社の査定額がネット上でわかるうえに、高値の3 社だけと交渉で きるので、過剰な営業電話はありません!
【無料】 MOTA車買取の査定依頼はこちら >>