"野口優" の記事一覧 コラム 2023.07.31 「マジでレーシングカーじゃん!」とドライブしながら思わず呟いてしまった! 「ポルシェ718ケイマンGT4 RS」【野口 優のスーパースポーツ一刀両断!】 マシンと乗り手との駆け引きがクセになる1台“RS(レンシュポルト)”という名称が車名の語尾につく時点で、タダモノではないと察するのはスポーツカーファンにとっては当たり前。それがポルシェとなれば尚さらだ。モータースポーツ直系のその戦闘能力はスペックを見れば明らかとはいえ、実のところ性能を活かすにもシャシーこそ重要。即ち、… コラム 2023.06.19 レーシングモデル直系、そして自然吸気エンジンのダイレクトな刺激を日常でも味わえる稀有な存在! 「ポルシェ911 GT3」【野口 優のスーパースポーツ一刀両断!】 まさにピュアなスポーツドライビングを体験したい貴方に!スポーツカーのベンチマークとして君臨し続けるポルシェ911シリーズの中でも、GT3に乗る時は毎回のように緊張感を伴う。新型が登場するたびにそう思わされる理由は、言うまでもなく身構えが必要なほどの本気度がうかがえるからだ。驚くことに最新のGT3がニュルブルクリンク北コ… コラム 2023.05.24 高速ではACCを活用して移動、サーキットでも楽に全開走行をこなし帰路につく、といった理想的なライフスタイルを実現できる最高な1台!「マクラーレン アルトゥーラ」【野口 優のスーパースポーツ一刀両断!】 官能的なフェラーリ296GTBに対し、理知的なマクラーレンアルトゥーラ頑なまでにスーパースポーツモデルのみで市場に挑んできたマクラーレン。2018年に発表した中期経営計画のビジネスプラン“トラック25”の第一弾となるのが今回取り上げる「アルトゥーラ」だ。2025年までに18のニューモデルを導入し、全車をハイブリッド化す… コラム 2022.12.09 ラグジュアリー系フェラーリかと思いきや「フェラーリ・ローマ」は硬派なピュアFRスーパースポーツだった!【野口 優のスーパースポーツ一刀両断!】 わかりやすく例えるならば“812スーパーファストJr.”着々とラインアップの拡大を進めるフェラーリ。先ごろ公開された初の4ドア4シーターのプロサングエもさることながら、V8エンジンをフロントに搭載する2+2のポルトフィーノに加え、ローマまで揃えるとは今のフェラーリはひと昔前と違い、かなり欲張りになったものだと思う。V1… コラム 2022.10.28 高性能内燃エンジン車を捨てきれない昭和世代にこそ試してもらいたい1台!「アウディRS e-tron GT」【野口 優のスーパースポーツ一刀両断!】 エアサスの完成度は抜群!最近、ようやくチラホラと街で見かけるようになった電気自動車。筆者も試乗する機会が増えてきて、徐々にではあるが身近に感じてきている。しかし、シティコミューターとしては良いものの、遠方まで向かうには正直インフラに不安を覚えるし、いざ充電するにしてもせっかちな自分にとっては30分のハードルもかなり高い… コラム 2022.10.01 PHEVモデルながら”エンジン命”というミッドシップ・フェラーリを堪能することができる!「フェラーリ296GTB」【野口 優のスーパースポーツ一刀両断!】 F8トリブートやSF90ストラダーレとは似て非なる実にフェラーリらしい1台スーパースポーツカー界において相変わらず支持層が多いフェラーリは、世界的に活発化する脱炭素社会に向けて比較的早い段階からアプローチを試みてきたブランドだ。すでにSF90ストラダーレにおいて3モーターハイブリッドシステムを実現しているが、さほど時間… コラム 2022.08.30 コイツはギリギリ公道走行可能なレーシング・ロードカーだ!「アストンマーティン ヴァンテージF1エディション」【野口 優のスーパースポーツ一刀両断!】 運動性能に特化した”究極のヴァンテージ”といえる1台DBシリーズに代表されるようにグランドツーリングカーを主軸にラインナップを展開してきたアストンマーティン。2+2のクーペ及びオープンボディに強力なエンジンを組み合わせ、ロングドライブをもこなしながらスーパーカーにも引けを取らない運動性能で魅了し… コラム 2021.11.30 ミッドシップならではの運動性能と快適性を高次元で両立したイイとこ取りのスーパースポーツ!「マクラーレンGT」【野口 優のスーパースポーツ一刀両断!】 ミッドシップスポーツやGTを乗り継いできたベテランの琴線に触れるモデル後発ながらも着実な成果をあげてきたマクラーレン。間もなく日本に上陸する予定のハイブリッドモデルのアルトゥーラを除けば、2009年の設立以来すべてのモデルがカーボンモノコック+V8ツインターボという組み合わせ一択で貫いてきた(こう記してしまうと誤解を招… コラム 2021.11.23 かつてないくらいピュアな走りで魅了するランボルギーニ!「ウラカンEVO RWDスパイダー」【野口 優のスーパースポーツ一刀両断!】 昨今におけるランボルギーニの成功は、ウラカンによって導かれたのは間違いない。前作のガヤルドからはじまったV10ミッドシリーズ戦略は、多くの競合をもつ市場において着実な進化と戦術によって今やランボルギーニの屋台骨を支えるに至った。そんなウラカンも気づけばモデル末期。2024年までにはすべてのモデルをハイブリッド化するなど… コラム 2021.09.17 V8ツインターボ+3モーターが織りなす“新感覚”の走りには歓びが隠せない!「フェラーリSF90ストラダーレ」【野口 優のスーパースポーツ一刀両断!】 スーパースポーツカー史上極めて重要な1台となるかもしれない本格的な取り組みが始まったカーボンニュートラルの達成。すでに自動車業界では一般的な乗用車の電動化への移行が進められているが、当然ながらハイエンドカークラスも例外ではない。だが、高性能を主張するスポーツカーブランドにとっては、これまでの謳い文句“パワー値=価値”が… コラム 2021.06.22 あまたのモデルがあるポルシェ911の中で、ターボ系のポジショニングとは?「ポルシェ911ターボSカブリオレ」【野口 優のスーパースポーツ一刀両断!】 GTSの上というより、カレラの延長上に位置する“スーパーグランドツアラー”だ使い古された言葉とはいえ、やはりポルシェの魅力は質実剛健なスポーツカーであるということだと思う。タイプ993までのような空冷時代はもちろん、996以降の水冷モデルは扱いやすさまで併せ持つようになったとはいえ、基本的には同じ気質。俗に言うポルシェ… コラム 2021.06.08 乗り心地とハンドリングをハイレベルで両立したサスセッティングに完璧にノックアウトされた……。「マクラーレン720S」【野口 優のスーパースポーツ一刀両断!】 “跳ね馬”や“猛牛”も旧式に感じさせるほど洗練されているハンドリング特性マクラーレンは、スーパースポーツカー界にとっては新参者だ。しかし、これほど秀逸な完成度を見せるブランドはないと、いつも乗る度に思い知らされる。その中でも720Sは、マクラーレンの本質を知るには最適な存在だろう。ミッドシップ・スポーツとはいえ、その仕… 1 2 NEXT