スペックの異なる3グレード構成に
日本では7代目となる新型「BMW3シリーズ」が発売されたばかりだが、その高性能版となる「M3」のデビューも間近に迫っている。今回は艤装の少ないテスト車両をキャッチできたので、最新のパワートレイン情報も含めてご紹介しよう。
捕捉されたテスト車両はダミーとおぼしきヘッドランプユニットを装着、フロントのラジエターグリルやバンパーはしっかり艤装されディテールを確認することはできない。しかし、リアに回ると新型3シリーズと同意匠のL字型テールライトやセンターに寄せた左右出しデュアルテールのエキゾーストパイプ、ディフューザーなどが露になっている。また、いかにも急造という風情に前後フェンダーはワイド化。ブルーに塗られたキャリパーや強化されていることがわかる。
また次期型M3には「ピュア」、「ベース」、「コンペティション」という3つのグレードが設定される可能性があるようだ。それに合わせて新開発という3L直列6気筒ツインターボエンジンもスペックが使い分けられ、最軽量なFR駆動M3となるピュアでは最高出力454psを発揮。ギアボックスは6速MTを組み合わせる。一方、ベースのアウトプットは475psに引き上げられ最強のコンペティションでは500psを叩き出す。また、兄貴分の「M5」に続きベースとコンペティションには8速ATと組み合わされる4WDの「M xDrive」が搭載される模様だ。
もちろん、内装や装備はノーマルな3シリーズをベースに一層エクスクルーシブな仕立てとなる。12.3インチのデジタルメータークラスターや10.25インチのインフォテインメントシステム、音声対話型のインターフェイスなどを筆頭に「電脳化」が加速していることは間違いないが、デジタル化されたグラフィック回りは自由度が高いだけにノーマルとはまったく異なる意匠が与えられる可能性もある。
最後にワールドプレミアのタイミングだが、これまでは2020年との予想が有力だった。しかし、ここにきて早ければ2019年9月のフランクフルト・ショーに2ドアクーペの新型「M4」と同時デビューする可能性も浮上してきている。
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