【国内試乗】ランボルギーニ・アヴェンタドールSVJ、その性能はまさにサーキット専用マシン!?

全ての画像を見る

市販車最高記録を樹立したスーパーランボ

ランボルギーニの伝統的にSVは「スーパーヴェローチェ=超高速」を、Jは「Jota(イオタ)」を意味し、サーキットで優れた性能を発揮することを示すという。そんなアヴェンタドールにSVJの名を冠した、最速モデルが日本に上陸した!

ステアリングを切ったりペダルを踏んだりパドルを引く。運転に必要なこうした一連の操作が、クルマを運転しているというよりも機械でも操縦しているかのようだった。それぞれの操作荷重が重いわけではない。むしろ適度な手応えが心地よく、最近のなまくらな普通乗用車よりはずっとクルマっぽい。それなのに、バケットシートに収まってからしばらくの間は、まるで機械の操作マニュアルに従って「パーキングブレーキよーし!」「Dレンジよーし!」「右後方よーし!」とか、いちいち指差呼称確認しながら運転しているみたいだった。

要するに、リズムよく運転できなかったのである。タウンスピードでは7速のセミATがDレンジではギクシャクしたシフトマナーを見せるとか、ステアリング操作に対するクルマの動きがリアヘビーでちょっともっさりしている(車検証によれば、前軸重=780kg、後軸重=1040kg)とか、右後方の視界が絶望的に悪いから車線変更には細心の注意が必要とか、スムーズな運転を阻害する物質的要因はいくつか考えられた。

加えて、6498ccのV型12気筒エンジンは8700rpmまで回り、770ps/720Nmのパワースペックを持ち、最高速は350km/h以上と公表されていて、日本での価格は5567万2243円。その上、いま自分がステアリングを握っている個体はすでにお客様が付いているという。どちらかといえば、一般道では積極的に運転したくない条件の揃ったクルマでもあった。

 

リポート:渡辺慎太郎 フォト:郡 大二郎/D.Kori ル・ボラン2019年3月号より転載

■関連記事

2019/02/14 10:00

関連記事

愛車の売却、なんとなく下取りにしてませんか?

複数社を比較して、最高値で売却しよう!

車を乗り換える際、今乗っている愛車はどうしていますか? 販売店に言われるがまま下取りに出してしまったらもったいないかも。 1 社だけに査定を依頼せず、複数社に査定してもらい最高値での売却を目 指しましょう。

手間は少なく!売値は高く!楽に最高値で愛車を売却しましょう!

一括査定でよくある最も嫌なものが「何社もの買取店からの一斉営業電話」。 MOTA 車買取は、この営業不特定多数の業者からの大量電話をなくした画期的なサービスです。 最大20 社の査定額がネット上でわかるうえに、高値の3 社だけと交渉で きるので、過剰な営業電話はありません!

【無料】 MOTA車買取の査定依頼はこちら >>

注目の記事

「ル・ボランCARSMEET」 公式SNS
フォローして最新情報をゲット!