４代目「ムーヴ」と７代目「ミラ」が搭載可能に

ダイハツは、既販車を対象にペダルを踏み間違えた際などに起きる急な発進を抑制する後付け安全装置「つくつく防止（ぼうし）」の搭載対象車種を拡大。2月8日から全国一斉に発売した。消費税込みのメーカー希望小売価格は34,560円。標準取り付け費込みの価格は59,508円となっている。

この装置は、ペダルの踏み間違い事故による衝突被害を軽減することを目的に開発されたもの。現在使用しているクルマに対し、後付けでソナーセンサーやコントローラー、インジケーターなどを装着することで、誤操作による重大事故減少への貢献を目指している。

すでに販売されているダイハツ車の約8割は衝突回避支援システム「スマートアシスト」の非搭載車であることから、つくつく防止は2018年12月5日に2代目「タント」を対象とした装置として発売されている。

今回新たに対象として加わる車種は、4代目「ムーヴ（Ｌ175S/L185S）」および、7代目「ミラ（L275S）」の2車種。装置の構成部品や制御の仕組みは2代目タントを対象としたつくつく防止と同様となっており、対象車種の拡大により、より多くのユーザーにリーズナブルな価格で「安全・安心」を提供できるようになった。