2020年までに95%の標準装備化を予定
ホンダの米国現地法人であるアメリカン・ホンダモーターは、4月10日に、先進の安全運転支援システム「ホンダセンシング」搭載車の、米国における累計販売台数が100万台を超えたことを発表した。
ホンダセンシングは、ミリ波レーダーと単眼カメラによるクルマ前方の状況認識とブレーキ、ステアリングの制御技術が協調することで、安心・快適な運転や事故回避を支援する先進のシステム。アメリカでは2014年10月発売の「CR-V」から順次搭載を始め、日本では、2015年1月に発売した「オデッセイ」より搭載を開始している。
アメリカにおけるホンダセンシング搭載車の販売台数は、2017年に月間平均5万台以上と、前年同期に比べて倍増。2018年モデルにおける搭載率は69%に達している。また、2016年に米国運輸省、米国運輸省道路交通安全局、米国道路安全保険協会、そしてホンダを含む自動車メーカー20社は、2022年までにアメリカで販売するほぼすべての新車に自動緊急ブレーキを標準装備化することに合意しており、ホンダはこの合意目標より2年早い時期にアメリカで販売するホンダ車の95%以上で標準装備化を達成する予定となっている。
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