フォードの主力コンパクト、フォーカスが一新!

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クロスオーバーモデルを新設定

4月10日、フォードはフルモデルチェンジを受けて4代目となった新型「フォード・フォーカス」をドイツで発表した。

ボディサイズは若干拡大された。全長×全幅×全高は、5ドアハッチバックが4378×1825×1454mmでワゴンは4668×1825×1481(ルーフレール含む)mm。ホイールベースは53mm拡大され、後席の居住性が高められている。なお、一部の市場では4ドアセダンも発売される。

フォーカス・アクティブ

エンジンはガソリンの「エコブースト」が1リッター直3ターボ(85/100/125ps)と1.5リッター直4ターボ(150/182ps)、ディーゼルの「エコブルー」が1.5(95/120ps)と2リッター(150ps)の直4ターボがラインナップされる。トランスミッションは6速MTと8速ATを設定。8速AT仕様は6速ATの従来型より10%燃費が向上しているという。

フォーカス・ヴィニャーレ

新型では新たにクロスオーバーモデルの「アクティブ」と、高級な仕立てとなる「ヴィニャーレ」が設定され、「STライン」や「トレンド」、「アンビエンテ」、「タイタニアム」と合わせて計6種類のトリムが用意された。

フォーカスSTライン

デザインはフォードの新しいデザイン言語を採用。「ヒューマン・セントリックデザイン」と彼らが呼ぶこの手法は人間を中心に捉えたもので、スポーティでありながら機能的、ダイナミックかつエレガントな表現力豊かなルックスとなっている。

フォーカス・ワゴン・タイタニアム

充実した運転支援機能も新型の特色で、アクティブ・パークアシストやストップ&ゴー付きACC(標識認識機能&レーンセンタリング機能付き)を含む多彩な機能が導入された。ヘッドアップディプレイの採用は、欧州市場ではフォード車初だという。

フォードの新世代プラットフォーム「C2」を採用したボディのねじれ剛性は従来型比で20%向上したほか、独立式リアサスペンションを採用。従来から高い評価を得ているスポーティな走りは、新型でより高い次元のものになったとフォードはアピールしている。

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