WRC(世界ラリー選手権)の第2戦「ラリー・スウェーデン」は2月12日に競技最終日を迎え、トヨタ・ヤリスWRCでヤリ-マティ・ラトバラが優勝を飾った。ラトバラの勝利はTOYOTA GAZOO Racing WRTに初優勝をもたらすものとなり、同時にドライバーズ選手権のランキングトップに躍り出た。なお、同じくヤリスWRCで出場したユホ・ハンニネンは総合23位で完走を果たしている。
次回第3戦ラリー・メキシコにも期待!
この結果を受け、チーム総代表を務める豊田章男トヨタ自動車社長は熱のこもったコメントを発表している。
「18年ぶりに復帰したFIA世界ラリー選手権、第2戦目にして、優勝することができました。 “負け嫌い”の TOYOTA GAZOO Racingですから、私も、その日が来ることを心の底から願っていました。しかし、 こんなにも早くその瞬間が訪れることは、私の想像を超えておりました」。
「先日の発表会の壇上で、マキネン代表とラトバラ選手と“クルマとの対話”について話をしました。 ラトバラ選手は『運転前に愛を持ってクルマに話しかけ、大切に、そのクルマを運転している』。マキネン代表からは『クルマを愛しているからこそ、クルマのことがわかる。だから、どうすれば速く走らせられるかがわかる』 。“クルマ愛”に溢れる彼らの言葉は私の想いと全く同じであり、心に響くものでした。 これからも、彼らと、この想いを共有し続け、ヤリスを、“もっといいクルマ”にしていく戦いをチームのみんなと続けてまいります。今年の13戦を戦い抜いたときに、一番強いクルマになっていたいと思います。 WRCの道を走り続け、“もっといいクルマ”のために走り続ける TOYOTA GAZOO Racing を、皆さま、引き続き、応援いただければと思います。よろしく、お願いいたします」。
次戦は3月9日〜12日に開催されるWRC第3戦ラリー・メキシコ。シーズン初のグラベルラリーでヤリスWRCは果たして、どんな闘いを見せるのか。期待は高まる。
【ラリー・スウェーデン デイ4 の結果】
1位:ヤリ-マティ・ラトバラ/ミーカ・アンティラ(トヨタ・ヤリスWRC) 2時間36分03.6秒
2位:オット・タナック/マルティン・ヤルヴェオヤ(フォード・フィエスタWRC) +29.2秒
3位:セバスチャン・オジエ/ジュリアン・イングラシア(フォード・フィエスタWRC) +59.5秒
4位:ダニ・ソルド/マルク・マルティ(ヒュンダイi20クーペWRC) +2分11.5秒
5位:クレイグ・ブリーン/スコット・マーティン(シトロエンC3 WRC) +2分51.2秒
6位:エルフィン・エバンス/ダニエル・バリット(フォード・フィエスタWRC) +5分26.6秒
7位:ヘイデン・パッドン/ジョン・ケナード(ヒュンダイi20クーペWRC) +5分31.2秒
8位:ステファン・ルフェーブル/ギャバン・モロー(シトロエンDS3 WRC) +7分14.7秒
9位:ポントゥス・ティディマンド/ヨナス・アンダーソン(シュコダ・ファビアR5) +9分11.1秒
10位:テーム・スニネン/ミッコ・マルックラ(フォード・フィエスタR5) +10分02.9秒
23位:ユホ・ハンニネン/カイ・リンドストローム(トヨタ・ヤリスWRC) +23分05.6秒
【2017 FIA 世界ラリー選手権 ドライバーズランキング】
1位:ヤリ-マティ・ラトバラ 48ポイント
2位:セバスチャン・オジエ 44ポイント
3位:オット・タナック 33ポイント
4位:ダニ・ソルド 25ポイント
5位:クレイグン・ブリーン 20ポイント
6位:エルフィン・エバンス 18ポイント
7位:ステファン・ルフェーブル 10ポイント
8位:ティエリー・ヌービル 8ポイント
9位:ヘイデン・パッドン 7ポイント
10位:アンドレアス・ミケルセン 6ポイント
12位: ユホ・ハンニネン 3ポイント
【2017 FIA 世界ラリー選手権 マニュファクチャラーズランキング】
1位:Mスポーツワールドラリーチーム 73ポイント
2位:Toyota Gazoo Racing WRT 53ポイント
3位:ヒュンダイ・モータースポーツ 40ポイント
4位:シトロエン・トタル・アブダビ・ワールドラリーチーム 26ポイント
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