コンシューマーレポーツでマツダが首位に。昨年首位のレクサスを上回る
米国における消費者情報誌および情報サイトとして長い歴史を持つコンシューマーレポーツが、年末恒例となった自動車ブランドの信頼度ランキングを2020年11月に発表。今回は32万9000台のユーザーから回答を得て順位付けをしており、日本ブランドが上位にくる構図はいつも通りながら、マツダが初の首位を獲得。首位マツダが83ポイント、2位トヨタが74ポイント、3位レクサスが71ポイント、4位GMビュイックが70ポイント、5位ホンダが63ポイントの順となり、マツダは2019年の2位からついに首位を獲得。さらに18位だったビュイックが4位までジャンプアップしてきたことも話題となっている。
マツダはMX-5ミアータ(ロードスター)とニューカマーCX-30の評価が高く、これがランクアップを後押ししている。スポーツカーとしてミアータの評価が高いのは従来通りながら、CX-30のハンドリングやインテリアが高く評価されたところは注目に値する。
一方で前回首位だったレクサスは、UXが高く評価されたがブランド総合では3位に後退。走る楽しさを前面に出し、地道なモデルチェンジでブラッシュアップを図るマツダの方向性がレクサスを上回った形だ。2020年度は赤字予想となるなどやや元気のないマツダだが、ビッグマーケット米国での高い評価は励みになるはず。いち早い復活を望みたい。
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