ワールドプレミアは、2020年のジュネーブ・ショーか?
現在アウディは主力モデルの「A4」シリーズをアップデート中だが、それをベースとした「A5スポーツバック」の改良モデルがカモフラージュの軽度な状態でキャッチされた。2代目となる現行A5スポーツバックは2017年のデビューということで、今回が初のフェイスリフトとなる。
今回キャッチされた開発車両では、先にマイナーチェンジしたA4に通じるグラフィックのヘッドライトやアダプティブクルーズコントロールを筆頭とする運転支援システムのセンサー、最新世代のアウディに通じるシングルフレームグリルなどが確認。リヤについてはテールライトのグラフィックをはじめバンパーがリデザインされているほか、エキゾーストパイプがスクエア基調の左右二本出しへと変更されていることがわかる。
パワーユニットも一新される。その中では改良版のA4にも採用された2Lの「EA288 Evo」TDI、最高出力286psを発揮する3L TDIという2つのディーゼルが目玉となりそうだが、「A6」や「A7」、「A8」から48V電装のマイルドHV技術が流用されるという。それが採用された場合、最大5%の燃費向上を実現するなど環境性能も着実に進化する。そのデビューは年内の可能性も捨てきれない状況だが、来年3月のジュネーブ・ショーとなるだろう。
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