8月末より乗車体験プログラムを実施

ホンダは、独自に二輪市場活性化プロジェクト「HondaGO（ホンダゴー）」を6月よりオンラインで開始。その新たなプログラムとして、8月末からは二輪車のリアルな乗車体験を提供する「ホンダゴー・バイク・スタンド」と「ホンダゴー・バイク・チャレンジ」をスタートさせる。

いまや国内二輪市場において、特に将来の二輪市場を担う若年層は趣味の多様化などにより二輪車の情報に接触する機会が減少。同時に二輪免許取得者も減少傾向にある。そこでホンダは、このプロジェクトを通じて若年層にとって身近なSNSで二輪車の魅力を発信。それにリアルな乗車体験を組み合わせることで、若者層の二輪車に対する興味関心の醸成と情報の拡散を目指していくという。

8月末に開始される乗車体験のホンダゴー・バイク・スタンドは、ホテルやキャンプ場、商業施設など旅先での拠点となる施設で普通自動車運転免許付帯の原付免許で運転可能な50cc車両（第一種原動機付自転車）を施設利用者などへ無料貸し出し。旅先での乗車体験を通じて、バイクの楽しさや便利さを実感できる環境を提供する。

同じく8月末より開始されるホンダゴー・バイク・チャレンジでは、若者に人気のアウトドアイベントや屋外フェスにて「ホンダゴー」ブースを出展。ブース内の特設コースで安全運転の指導を受けながら、50cc車両を体験できるアクティビティを提供する。なお、これらふたつのプログラムの詳細は、下記URLより確認できる。

https://www.honda.co.jp/HondaGO/

６月からスタートしている「ホンダゴー・ミュージックビデオ」では、ホンダGOの世界観を伝える楽曲、およびミュージックビデオを制作。情報感度の高い若年層向けに展開されている。

公式YouTubeチャンネル：https://www.youtube.com/user/HondaJPPR/

さらに「ホンダゴー・インスタグラム」では、若年層に影響力のあるインフルエンサーの協力により、バイクのさまざまな楽しみ方をインスタグラムで展開中だ。

Instagramアカウント：https://www.instagram.com/honda_go/

ちなみに、去る8月19日は政府総務庁（現在、内閣府）交通安全対策本部によって1989年に定められた「バイクの日」だった。ホンダはこれまでも安全運転普及活動や利用環境の改善に取り組んでいるが、今後もホンダゴーの活動のみならず、より多くのライダーが二輪車を安全快適に利用するための取り組みを積極的に展開していくという。