最高レベルの美学とダイナミクスが融合したユニークでエキゾチックなデザインの、極めてエレガントなオープン2シーター。
コモ湖畔で毎年開催されるヒストリックカーとモーターサイクルのビューティ・コンテスト「コンコルソ・デレガンツァ・ヴィラ・デステ」に、BMWグループは「BMW・コンセプト スカイトップ デザイン・スタディ」で、今年も極めてエレガントな唯一無二の車両を出展する。
コンセプトカーのインテリアとエクステリアは、温かみのあるモノトーン・カラーを採用し、高級素材と伝統的なクラフトマンシップが融合た一台となっている。
コンセプト スカイトップは、コンコルソ・デレガンツァ・ヴィラ・デステの伝統を受け継ぐ、真にユニークでエキゾチックなデザインだ。「BMW Z8」や「BMW 503」のような歴史的に著名な先祖に匹敵する、最高レベルのドライビング・ダイナミクスとエレガンスを兼ね備えている。
【写真74枚】張りのある筋肉質な表面と正確なラメが施された軽合金ホイール
アスレチックなプロポーション、有機的なボディ。
コンセプト スカイトップのすっきりとしたエクステリアは、旅への意欲を掻き立てるようにデザインされている。その張りのある筋肉質な表面は、車両のボリュームをリアに向けるいくつかの正確なラインによって定義された。
ドア・ショルダーに控えめに組み込まれたウィングレットは、従来のドア・ハンドルの代わりだ。正確なラメが施された軽合金ホイールが、そのユニークな外観をさらに引き立てている。俯瞰的な視点から見ると、大きく張り出したボンネット、照明付きのキドニー・グリルを備えたBMWの象徴的なシャーク・ノーズ・デザイン、格納されたリア・セクションなどが目を引く。
伝説的な「BMW・Z8 ロードスター」への引用は、慎重に選ばれた。特に印象的なのは、ボンネットからインテリアを経て、テールゲートに配されたアルミニウム・トリムへと伸びる顕著なスプラインで、シルエットのダイナミックな流れを強調している。
ヘッドライトの調和のとれたデザインは、非常に複雑なディテールを全体のコンセプトに融合させている。切削加工されたアルミニウム製キャリアに配置されたLEDユニットは、コンセプト スカイトップのために特別に開発されたもので、現在入手可能な中で最も薄型の自動車用ヘッドライトの最新のテクノロジーとデザインを利用している。
クリーンでピュアなデザインにより、すべての照明機能を1つの取り付けスペースに集約することができた。リア・ライトのフラットで明確な形状は、BMW コンセプト スカイトップの全体的な外観を引き立てている。
コンセプト スカイトップの2つのシートの後ろにあるレザー仕上げのロールオーバー・バーは、Bピラーのサイド・フィンと完全開閉式リア・ウィンドウと組み合わされている。同じくレザー仕上げの取り外し可能な2つのルーフ・パーツは、ラゲッジ・スペースの特別なコンパートメントに収納することができる。
カラースキームは、ルーフの開閉にかかわらず、インテリアからエクステリアへのスムーズな移行を保証している。リヤセクションでは、ルーフの赤褐色が、エクステリア塗装の落ち着いたシルバーとクロームシャドーを効果的なものにする。この技術的に精巧なカラー・グラデーションは、BMWグループのディンゴルフィング工場の熟練した塗装職人によって製作された。
ブローギング・スタイルのレザーがインテリアを特徴づける。
インテリアのレザー・シートには、ブローギング・スタイルのアクセントが施された。コックピットにはクリスタルを巧みに配し、全体の印象を引き締めている。コンセプト スカイトップのインテリアも、ディンゴルフィングにあるBMWグループ工場の伝統的な馬具工場で製作されている。
BMW・Z8とのエンジン・バリエーションにも共通点があるという。伝説のロードスターと同様、コンセプト スカイトップにもBMWのドライブ・トレイン・ポートフォリオの中で最もパワフルなV8エンジンが搭載されているのだ。
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