好相性なライフスタイル・スポーツ・アパレルブランドとのコラボは3回め。ピュアでラグジュアリーなスタイルが誕生
ポルシェと、ニューヨークのライフスタイル・スポーツ・アパレルブランド「AIME LEON DORE(エメレオンドレ。ALD)」のコラボレーションにより誕生したのが、1960年製の個性豊かな「ポルシェ356B」だ。ミッドナイトブルーに塗装されたこの唯一無二のクルマは、ピュアなスポーツカーデザインとラグジュアリーなアクセントを兼ね備えている。
「356ALD」は、両社による3番目の共同プロジェクト。エレガントなボディを実現するために、前後のバンパーは取り外されている。ホワイトウォールタイヤを装着したブラッシュドアルミニウム合金ホイールにディスクブレーキを後付けした。フロントエンドには新しいフォグランプが追加され、左フェンダーには金箔で手描きされたALDの紋章が描かれているのが特徴だ。
またエンジン上部のグリルには、かつてクラブやモータースポーツイベントのエンブレムとして使用されていた3つのグリルバッジを特別にデザインしてある。
【写真10枚】ポルシェとALDの3番目の共同プロジェクト!
インテリアは、スタイリングと快適性を両立させたデザインとなっている。さらにステアリングホイールは、当時のトップモデル「356カレラ2」のものを使用。ミッドナイトブルーのレザーシートには、トーンオントーンステッチとセンター部のタータンチェック柄が施され、洗練されたディテールへのこだわりを感じさせる。シートバックレストとフロアマットは、しなやかなアルパカレザーで張られた。
2023年5月5日(金)、この特別なポルシェ356Bは、ニューヨークのALDフラッグシップストアのリニューアルオープンで初公開を祝う。また、このパートナーシップの最新章を記念して、ブランドはカプセルコレクションをデザインしている。
これまでのコラボレーション
ALD356は、エメレオンドレとのコラボレーションでデザインされた3台目の車両。2020年、ニューヨークファッションウィーク中にジェフェリー・ダイチ・ギャラリーで発表された「911カレラ4 (タイプ964)」をレストアしたものだ。このモデルには、「Schott Sunflower Leather (ショット・サンフラワー・レザー)」や「Loro Piana Hound Tooth (ロロ・ピアーナ・ハウンドトゥース)」のアクセントなど、カプセルコレクションのファブリックが使用されていた。
2021年、ALDの創設者でクリエイティブ・ディレクターのテディ・サンティス氏は、オリーブ色の「911SC」で夢を実現した。これは、彼のギリシャの家族の歴史と遺産に基づいた、彼だけの911となった。この個体は、フロントボンネットに追加されたヘッドライト、フックスのリム、ルーフのラックなどを備え、この歴史的な911を日常的に使用するための完璧なパートナーにした。
◆エメレオンドレ社について
ALDは2014年に設立された、ニューヨークのクイーンズ区を拠点とするファッション&ライフスタイルブランド。日々の生活や文化からインスピレーションを受けたエメレオンドレは、明確で大胆かつクラシックな美学で、一貫してメンズファッションを洗練させ、その境界を押し広げてきた。