手ごろなサイズのプレミアムコンパクト
BMWジャパンは6月14日、ダイナミックなスタイリングと運動性能に、広々とした室内空間と高い機能性や快適性を融合したプレミアム・コンパクトSAT (スポーツ・アクティビティ・ツアラー)の新型「BMW 2シリーズ アクティブ ツアラー」の販売を開始すると発表した。デリバリーは今年6月以降を予定しているという。
2シリーズ アクティブ ツアラーは、BMWならではのダイナミックなスタイリングとスポーティな運動性能に、MPVモデルのような広々とした室内空間と高い機能性、快適性、安全性を融合し、2014年に初登場して以来高い支持を得ているモデル。
初代は、BMWブランドとして初となるFFベースのパワートレインを採用し、高いレベルの「駆けぬける歓び」を実現したことが評価されるとともに、ファミリー・ユースを見込むマルチ・パーパス・ビークルとして、ロング・ドライブでの快適性や最新のクリーン・ディーゼルを搭載したことによる高い経済性などにより、2015-2016日本カー・オブ・ザ・イヤーにおいて、輸入車の頂点となるインポート・カー・オブ・ザ・イヤーを受賞している。今回発表の新型では、エクステリアおよびインテリアを、よりモダンなデザインにし、最新のコネクティビティも併せ持たせているのが特徴だ。
フロント・デザインにおいては、八角形をイメージしたモダンで大型化したBMW伝統のキドニー・グリルが存在感を高め、両サイドに流れるようにデザインされたアダプティブLEDヘッドライトがスポーティな印象を与えている。リアにおいては、ワイドかつパワフルなデザインとし、排気口を車両下部に隠すことで、モダンかつスタイリッシュな印象を与えている。サイドにおいては、ドア・ハンドルをドア・パネルと一体化させたフラッシュ・ハンドルの採用により空力特性に優れたスポーティかつエレガントな印象としている。
インテリアは、BMWコンパクト・クラス初となるBMWカーブド・ディスプレイを採用している。BMWカーブド・ディスプレイは、メーターパネルとコントロール・ディスプレイを一体化させ大型化し存在感を増しつつ、運転席側に傾けることで視認性を高めつつ、タッチ操作による操作性を高めている。シフト・レバーを廃止しつつ、センター・アームレストに操作系を全て納めることで、モダンな印象を高めている。また、センター・コンソールにQi対応機器(スマートフォン等)を置く事で、充電も可能となる等、利便性も高めている。
リアは、大人3名が座れる空間を確保すると共に、40:20:40分割可倒シートの採用により、ラゲッジ・スペースを有効活用することが可能である。リア・シートに3名が乗車した状態においても、リア・シートを最大で130mm前に出すことによりラゲッジ・スペースを拡大することが可能であり、さらに、前に出さなくとも、背もたれを直角にすることによりラゲッジ・スペース容量を90Lも拡大することが可能である。
ガソリン・エンジン搭載モデルにおいては、最高出力156PS(115kW)/5,000 rpm、最大トルク230Nm/1,500-4,600rpmを発揮する高効率な1.5L直列3気筒BMWツインパワー・ターボ・ガソリン・エンジンに、ダイナミックな走りを実現する7速ダブル・クラッチ・トランスミッションが組み合わされている。
ディーゼル・エンジン搭載モデルにおいては、最高出力150PS(110kW)/4,000 rpm、最大トルク360Nm/1,500-2,500rpmを発揮する高効率な2.0L直列4気筒BMWツインパワー・ターボ・ディーゼル・エンジンに、ダイナミックな走りを実現する7速ダブル・クラッチ・トランスミッションが組み合わされている。
高性能カメラ&レーダー、および、高性能プロセッサーによる高い解析能力によって、より精度と正確性が向上した、最先端の先進安全機能ドライビング・アシストを標準装備している。アクティブ・クルーズ・コントロール(ストップ&ゴー機能付)、レーン・チェンジ・ウォーニング(車線変更警告システム)およびレーン・ディパーチャー・ウォーニング(車線逸脱警告システム)、衝突回避・被害軽減ブレーキ(事故回避ステアリング付)、クロス・トラフィック・ウォーニング、ペダル踏み間違い急発進抑制機能を、標準装備としている。
さらに標準装備となるパーキング・アシスタントには、車両が時速35km以下で直前に前進したルートを最大50mまでを記憶し、その同じルートをバックで正確に戻ることが可能となるリバース・アシスト機能が採用されている。日本に多数点在する細い道での対向車とのすれ違いに困った際など、安全かつ正確に、元のルートに復帰することが可能となる。
BMWコネクテッド・ドライブは、車載通信モジュールにより、ドライバー、クルマ、そして取り巻く情報をITネットワークで繋ぐことで、「もしもの時に備える万全の安全性」、「カーライフを進化させる革新の利便性」、「充実の情報と最新のエンターテインメント」を提供する総合テレマティクス・サービスとして2013年に輸入車として初めて導入された。また、スマートフォン向けアプリの導入により、車両情報やニュース等へのアクセスを可能にし、顧客の利便性を向上させるサービスを提供してきた。さらに、2021年夏には、より操作性・利便性を高めた新たな機能を追加すると共に、新しいスマートフォン向けアプリ「My BMW」を導入し、車とユーザー、情報をシームレスに繋げ、より快適でスマートなモビリティ・ライフをサポートする新しいパーソナル・アシスタント・サービスとして生まれ変わった。また、デジタルキー・プラスの標準装備により、スマートフォンへの設定を行なっておくことで、車両のキーを持たずともスマートフォンを携行していれば、車両のロック解除/施錠が可能であり、さらに、ロック解除された車室内にスマートフォンがある事で、エンジンの始動も可能である。
BMWインテリジェント・パーソナル・アシスタントは、AI技術を活用することで、音声会話だけで車両の操作、情報へのアクセスが可能となるBMW最新の機能である。今までの音声入力と異なり、より自然な会話に近い言葉で、ドライバーの指示や質問を理解し、適切な機能やサービスを起動可能にする他、使用頻度に応じてドライバーの好みを学習し、長く乗り続けるほどドライブにおける真のパートナーとしての役割を担うことが可能となる。そして、BMWのインテリジェント・パーソナル・アシスタントの最たる特徴は、ドライバーがシステムの「名前」を自由に付けることが可能な点である。例えば、BMWインテリジェント・パーソナル・アシスタントを起動する際、「OK, BMW(オーケー・ビー・エム・ダブリュー)」だけでなく、「2シリーズ」と、呼びかける言葉を任意に設定することが可能なため、より身近な存在としてストレス無く使用することが出来る。
車両に話し掛けることで、車両の操作、目的地の設定等が可能であり、Apple CarPlayへの対応や、BMWコネクテッド・ドライブ標準装備により、スマートフォンで事前に検索した目的地を車両に送信する等、大きな利便性がある。
Alexaは、Amazonが提供するクラウドベースの音声サービスあり、全世界で利用され、日本においても、日本語による音声サービスが提供されている。Alexaは、Amazon Echoシリーズなどのデバイスに搭載されており、Alexaに話しかけるだけで天気予報やニュースの確認、音楽ストリーミングの再生、Amazon.co.jpでのショッピング、対応するスマートホームデバイスの操作などが可能になる。オーナーのスマートフォン上アプリ「My BMW」を使用して、車両をAlexaと連携させることにより、自宅さながら、Alexaの様々なサービスや機能を利用することが可能となる。
【Specification】BMW 218i アクティブツアラー
■全長×全幅×全高=4385×1825×1580mm
■ホイールベース=2670mm
■車両重量=1530kg
■エンジン種類/排気量=直列3気筒DOHC/1498cc
■最高出力=156ps(115kW)/5000rpm
■最大トルク=230Nm/1500-4600rpm
■燃料消費率(WLTC)=14.1km/L
■トランスミッション=7速DCT
■燃料タンク容量=L(プレミアム)
■車両本体価格(税込)=4,470,000円
【Specification】BMW 218d アクティブツアラー
■全長×全幅×全高=4385×1825×1580mm
■ホイールベース=2670mm
■車両重量=1600kg
■エンジン種類/排気量=直列4気筒DOHC/1995cc
■最高出力=150ps(110kW)/4000rpm
■最大トルク=360Nm/1500-2500rpm
■燃料消費率(WLTC)=19.5km/L
■トランスミッション=7速DCT
■燃料タンク容量=L(軽油)
■車両本体価格(税込)=4,760,000円
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