日産、ニセコなど北海道の3町とEV活用でSDGsなまちづくりに関する「包括連携協定」を締結

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165件目となる、観光地と電気自動車のエコでWin-Winな関係

日産自動車株式会社は札幌市に拠点を置く関連会社3社とともに、札幌市と同じく道央にある3町と、2022年2月18日に「電気自動車を活用した持続可能なまちづくりに関する包括連携協定」を締結した。この契約を締結したのは日産と北海道日産自動車株式会社、札幌日産自動車株式会社、および日産プリンス札幌販売株式会社、そして磯谷郡蘭越町(らんこしちょう)、虻田郡ニセコ町(にせこちょう)、虻田郡俱知安町(くっちゃんちょう)だ。

この協定は3町による「ニセコ観光圏地域」におけるEV(電気自動車)の普及と活用を促進することにより、地域での温室効果ガスの削減、暮らしやすさの向上、コミュニティの活性化、災害対策の強化、観光地の魅力向上等の地域課題の解決に取り組むことを目的に締結されたものだ。

またこの契約には、蘭越町・ニセコ町・俱知安町で災害による停電が発生した際、日産の販売会社から貸与するEV「日産リーフ」を電力源とした災害時の電力供給体制の構築と、EVの「走る蓄電池」としての価値の普及などの取り組みを含む。ゼロ・エミッション社会の実現を目指す、日産の「ブルー・スイッチ」活動としては165件目の取り組みとなる。

「ブルー・スイッチ」とは、日産がEVならではの新たな価値やワクワクを提供し続けるとともに、EVの普及を通じて、環境、災害対策、エネルギーマネジメント、観光、地方での交通課題などの地域課題解決を目指すために2018年5月に始めた、”日本電動化アクション”のことで、全国の自治体や企業、販売会社と共に推進しているものだ。また、日産は2030年代早期には、主要市場で投入する新型車すべてを電動車両にすることを宣言。電動化をリードしながら、SDGsの達成やカーボンニュートラルの実現に向けた取り組みを加速している。

この日産自動車が推進する『ブルー・スイッチ』、そして、蘭越町・ニセコ町・俱知安町が推進する環境・防災対策やSDGsの推進と、双方の取り組みにお互いが賛同し、本協定の締結を行う運びとなったという。

蘭越町・ニセコ町・俱知安町は、今後も公用車として電気自動車「日産リーフ」の導入を推進するなど、環境に優しい電気自動車(EV)の普及を目指し、環境・防災力向上に努めていく。

さらに蘭越町・ニセコ町・俱知安町と日産自動車は、本協定締結を機にEVを活用した、環境に優しく災害に強い持続可能なまちづくりを推進し、美しい自然環境を未来に残すため、EVの普及を通じた地域課題の解決、脱炭素化社会実現、SDGs達成に向けて連携を強化していくと表明した。

First Contact Nissan Technology: https://www3.nissan.co.jp/first-contact-technology.html
日本電動化アクション「ブルー・スイッチ」: https://www3.nissan.co.jp/first-contact-technology/blue-switch.html

 

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