港町神戸でもクルマの電動化への関心は高かった!「EV:LIFE KOBE」イベントリポート

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今年3月に東京・二子玉川で開催した「EV:LIFE」に続き、今回は神戸での開催が実現した本誌のEVイベント。会場となった神戸旧居留地では、家族連れやご夫婦、カップルなど老若男女が来場し大盛況で、本誌読者を筆頭に、関西の方々のEV感度の高さを大いに感じることができたイベントとなった。

EVへの関心度の高さが感じられたイベント

自動車メーカー各社が、近年積極的に電動化を推進していることを受け、今年3月に東京・二子玉川でEVに特化したイベントとして開催した「EV:LIFE」。多くの出展社と来場者を集め盛況だったこともあり、関西圏での実施を望む声も多く、今回はEVだけでなくPHEVにまで幅を広げ、神戸旧居留地を会場に二回目となる「EV:LIFE KOBE」を開催することとなった。
メイン会場の旧居留地エリアにはブランドショップが立ち並び、週末は多くの人が行き交う場所ということもあり、当日にも本誌の読者をはじめ、家族連れやカップルなどが興味深く観察する姿が。

今回は大丸神戸店脇の神戸旧居留地で、EVとPHEVに特化したイベントとして開催。会場周辺にはブランドショップが立ち並び、買い物帰りに立ち寄る退場者も多く見受けられた。

今回は計17台のEV/PHEVを展示したが、そのうちBMW iX/iX3とボルボC40は発表間もないタイミングということもあり注目度は高く、そのほかにも各社のブースは多くの人だかりで賑わっていた。
また再生エネルギーのしくみを学べる資源エネルギー庁や、カワサキモータースが開発した電動三輪車「ノスリス」の展示・試乗コーナーも、子供から大人まで楽しんでいる様子が見受けられた。
一方、7台が用意された試乗コーナーも盛況で、関西での関心の高さが感じられた「EV:LIFE KOBE」であった。

神戸市ブース

今回の「EV:LIFE KOBE」は、環境対策に積極的な地元自治体である神戸市との共催。ブースでは同市が所有するトヨタMIRAIを展示し、FCVのしくみの説明をはじめ、災害時に備えた外部給電の実演なども行なわれた。

ジャーナリストトークセッション

モータージャーナリストの石井昌道氏とブースの担当者が解説するトークセッションも開催。EV/PHEVならではの魅力に加え、デザインからパワートレインなど、各モデルの特徴的な部分についても詳細に解説してくれた。

試乗コーナー

試乗コーナーには今回7台を用意。コロナ対策としてwebでの事前予約を基本とし、キャンセル等が出た場合には当日受付も行なった。EV/PHEVに初めて触れる方も多かったようで、パワフルな加速フィールは驚きだったようだ。

試乗車リスト

ホンダe
レクサスUX300e
ミツビシ・エクリプスクロスPHEV
メルセデス・ベンツEQC
ミニ・クロスオーバーPHEV
ジャガーI ペイス(2台)

経済産業省 資源エネルギー庁「なっとく再生エネルギー」ブース

子供たちに大人気だったのが「なっとく再生エネルギー」ブース。中でも太陽電池からの電力で走らせるスロットカーと、大きな団扇をあおいで起こした力で電気を作る風力発電体験コーナーには常に人だかりができていた。

カワサキモータースブース

カワサキモータースでは、前二輪・後一輪の三輪車「ノスリス」の展示・試乗を実施。こちらは電動アシストとフル電動のふたつのモデルが用意され、傾けても転倒しない独特な構造と乗車感覚に、来場者は興味津々だった。

ベント終了時刻となる17時、会場には展示車を照らすかの如くイルミネーションが点灯し美しい光景が。この雰囲気に来場者も思わずスマートフォン取り出し、写真を撮影する姿が多く見受けられた。

展示車両

主催:カルチュア・エンタテインメント株式会社
共催:神戸市
後援:旧居留地連絡協議会
協力:株式会社 大丸松坂屋百貨店 大丸神戸店

フォト=郡 大二郎/D.Kori ルボラン2021年2月号より転載

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