新型「レガシィアウトバック」に魅力的なオプションパーツ続々登場!「スバルスターズ」と一緒に「里山スタジオ」で実体験

桃田健史
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スバルは2021年10月7日、新型「レガシィアウトバック」(日本仕様)を発表した。
これに合わせて、オンラインでメディア商品説明会が開催され、筆者はSUBARU商品企画本部プロジェクトゼネラルマネージャー(PGM)の村田誠氏らに、北米で人気沸騰中の「ウィルダネス」日本導入の可能性などについて聞いた。
それからしばらくして、「レガシィアウトバック」の各種オプションについて体験取材会も行われた。場所は、2021年8月にオープンしたばかり、房総の大自然のなかでメディアがスバル車とじっくり向き合うことができる、SUBARU里山スタジオ(千葉県鴨川市)である。午前8時過ぎ、オプションパーツの基本説明をしてくれたのは、スバルスターズの平澤果歩さんと國分ひかりさんのお二人だ。
そのほかにも商品企画本部のアクセサリー開発担当者や、ルーフボックスとルーフテントについてはTHULE製品の販売関係者、そしてオーディオについてはハーマンカードンサウンドシステムの関係者が同席して詳しい説明をしてくれた。

オプションパーツ装着で見た目はキャラ変

まずは、Limited EXを使ったオプション装着車を体感した。フロントグリル、フロントバンパーガードによって、ラギッド感がさらに増す。マットブラックのフロントバンパーデカールが顔全体を引き締めて精悍さを引き出している。こちらは北米仕様では設定のない日本専用設定アイテムだ。
サイドビューでは、まず目を引くのが18インチホイール。展示用として左サイドにはシックなイメージのマットブラック、右サイドには走行時にリング状に見える意匠の切削光輝を装着。ボディサイドモールディングでクルマ全体のイメージがさらに引き締まり、スプラッシュボードは実用性だけではなく視覚的効果も大きい。
気になったのが、ドアミラーカバーだ。画像資料で見るよりも実物はラギッド感が強く魅力的なのだ。さらに、初採用となったピラーデカールに加えて、フューエルリッドガーニッシュは給油の際「アウトバック」ロゴに直接触れることで愛車への思いが深まるように感じた。
リアビューでは、リアゲートデカール、またはリアゲートモールディングマット、どちらを選ぶか、かなり迷うところだ。
リアゲートを開けると、カーゴステップパネルでこちらはLimited EX全体のイメージを尊重してステンレスを採用。
カーゴマットに加えて、サイドウォールカバーも新設。「ゴルフバックの砂などが車内につくことがある」というユーザーの声を参考にした。
小さなポイントとしては、リアゲートライトの実用性がかなり高く、「是非、(マイナーチェンジのタイミングで)標準装備化して欲しい」と商品企画担当者に伝えた。
そして、ちょっとした車中泊を考慮し、専用マットも新たに設定した。先端部を他の部分より硬い素材とし、前席側に目いっぱい出しても下に垂れない工夫を施した。
その他、Bピラーにシートベルトがカチンぶつかった際のプロテクターは「どこにぶつかりやすいか、丁寧に調べた」という。筆者の実体験上、アウトドアのみならず日常利用のなかでもとても有効なパーツだと感じた。

ルーフボックスが欲しい

こうした各種オプションパーツを見たが、外観で最も目を引くのはルーフボックスだろう。最近はアウトドアブームであり、ルーフボックス装着車を週末の街中や高速道路で見かける機会がかなり増えた印象がある。
新型レガシィアウトバックは、荷室開口部が最大1149mm、荷室高815mmで、容量はカーゴフロアボード上部(522L)とサブトランク(39L)で合計561Lもある。車両の商品企画担当者は、車幅を先代モデルと車幅をミラーtoミラー1875mmを維持しながら「ここ(荷室両端の周辺)で苦心して荷室幅を先代比+20mmとした効果は実用面でかなり大きい」と強調した。
また、後端部を軽く押し下げると簡単にポップアップするトノカバーやハンズフリーオープンパワーリアゲートは実に便利だ。
荷室内では、カーゴサイドポケットやカーゴフックを使えば、キャンプ用品もしっかり車内で固定できる。それでも、キャンプや釣りなど、アウトドアではなにかと荷物が増えてしまい、荷室がいっぱいになることもあり得る。そうなると、一般的にはルーフボックス、またはルーフバスケットを装着することになる。
先代モデルと同じく、レガシィアウトバックのルーフレールは簡単に稼働でき、THULE製ルーフボックスとの相性も良い。

ルーフテントの楽しさと、オーディオの音質差を実感

次に、今夏にビッグマイチェンしたフォレスターの移動車に乗って、後方の景色が少し開けた平坦地に移った。そこにいたのが、 ルーフテントが目を引くX-BREAK EXオプション装着車だ。
最近、キャンプブームで注目を集めるルーフテントに、ルーフ関連パーツ大手のTHULEも本格参入。Tepui(てぷい)エクスプローラーシリーズの多モデル化を進めている。
今回の展示品は2人用で、付属の厚さ6.5cmの高密度マットレスと別売りの室内用テーブルを装着した。設営が楽なルーフテントは、デザイン的にもSUBARU里山スタジオで佇む新型レガシィアウトバックに良く似合う。
さて、フロントグリルなど各所でLimited EXとの共通項が多いものの、X-BREAK EXはそもそもアウトドアをモチーフとしたグレードであるため、Limited EXとは別のオプションを施した。
例えば、エクステリアでは、クリア/イエロー切替式のLEDフォグランプ。インテリアでは、オールウェザーシートカバー、カーゴトレーマットやトレーマット、後席用ステップガードなど汚れに強いアイテムで統一。リアのカーゴステップパネルも樹脂製とした。

それから、オーディオシステムの聞き比べもしてみた。新型レガシィアウトバックでは、高級オーディオのハーマンカードンサウンドシステムが設定されている。今回はLimited EXに基本パッケージとして、インパネに中音域から高音域をカバーする80mmと16mmのミッドレンジユニティスピーカー、フロントドアに低音域対応で178×254mmミッドウーファー、フロントシート下にクラスDアンプ、リアドアに低音域から高音域をカバーする170mmと25mmコアキシャルスピーカーを内臓している。
その上で、X-BREAK EXではさらに車内の左後部に超低音域をカバーする200㎜サブウーファーを追加装着し、スピーカーは合計11個となる。2車の車内での聴き比べでは、X-BREAK EXの方が、音全体の角(かど)が取れたような、音の柔らかさを実感できた。こうなると、やはり200㎜サブウーファーも欲しくなる。
ハーマン関係者によると、国内向けアウトバックでは2005年から関係が深く、今回の新型レガシィアウトバックでも材質を含めて、スバルの商品企画本部と二人三脚でクルマの音作りを進めた、レガシィアウトバック専用設計の音作りだということだ。

こうした多彩なオプションパーツを実体験すると、あれもこれもと欲しくなるのは、人の常。
オプションで悩むのも新車選びの楽しさであると、SUBARU里山スタジオで改めて実感した。

公式ページ https://www.subaru.jp/legacy/outback/

この記事を書いた人

桃田健史

専門は世界自動車産業。その周辺分野として、エネルギー、IT、高齢化問題等をカバー。日米を拠点に各国で取材活動を続ける。日本自動車ジャーナリスト協会会員。一般誌、技術専門誌、各種自動車関連媒体等への執筆。インディカー、NASCAR等、レーシングドライバーとしての経歴を活かし、テレビのレース番組の解説担当。海外モーターショーなどテレビ解説。近年の取材対象は、先進国から新興国へのパラファイムシフト、自動運転、EV等の車両電動化、情報通信のテレマティクス、そして高齢ドライバー問題や公共交通再編など。

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