2020年春! オススメのお買い得モデルを探せ!! Wワタナベ中古車検索隊!!!

ここではル・ボラン本誌にてご寄稿いただいている、軽自動車からロールス・ロイスまで、あらゆるジャンルで何を語らせても面白いモータージャーナリスト、渡辺慎太郎、渡辺敏史といったWワタナベ氏を招聘。メルセデス・ベンツ、 BMW、アウディのオススメかつお買い得モデルをネットで探しながら、昨今のドイツ車事情について井戸端会議に花を咲かせてみた!

まずはメルセデスのオススメ物件探し

編集部・京谷 さて、久々のWワタナベ中古車検索隊ですが、日頃パトロールされて見つけた掘り出し物とか、ご試乗されてこのクルマはいいな、と思ったオススメモデルをネット検索していきたいと思います。

敏史 ネットで中古車相場を調べるとなると、やっぱりカーセンサーさんを覗かせていただき、世の中の中古車事情を調べさせてもらいましょう。ここから各ブランドの認定中古車へも飛べますし。

編集部・京谷 まず、この1年で乗ってよかったメルセデスって何ですか?

慎太郎 Aクラスセダン!

サイズ的にも乗り味的にも、使い勝手もよくて、なおかつ安いとWワタナベ氏が絶賛のAクラスセダン。ねらい目です!

敏史&編集部・京谷 あーーー。

敏史 ジミやなあ (笑)

慎太郎 メルセデスのカローラ。

敏史 Aクラスセダンって、確かに乗るとハッチバックより乗り心地がよくていいんですよね。それにしても結構な台数の中古車がありますね。たぶん、ディーラーの試乗車だったんだろうな。

慎太郎 中古で出ているAクラスセダンってほとんどA250の4マチックのAMGラインなんだよ。

敏史 ホントだ。走行距離が1万kmになると400万円以下のモノも出てきます。でも走行の少ないものでも450万円くらいもあるから価格差は50万円。1万km走ってて50万円差だったら、距離の少ない個体を買ったほうがいいかもしれないですね。お、走行距離150kmで400万円切っているモデルもありますよ。

編集部・京谷 えーっ。

Aクラスセダンに比べ軽快感があり、若々しいイメージのAクラスハッチバック。こちらもわりとお買い得なモデルが出てくる。

敏史 あ、これはAMGラインが付いていないからだ。

慎太郎 いいじゃん。AMGラインが付いてない方がオススメ。

編集部・京谷 え? 何でですか?

慎太郎 だってAMGライン付きだと18インチになっちゃうから、ノーマルの17インチの方が乗り心地はいいはずだよ。

敏史 うん。そう思います。通常のAクラスハッチバックもそうですから。セダンになるとさらに乗り心地は良くなる。

慎太郎 やっぱりセダンは3ボックスなんで、室内は仕切られるから静かだし乗り心地もいいよ。

敏史 ただ、AMGラインになるとブレーキが良くなるんですよね。この辺は好みがあると思いますけど。じゃあ普通のAクラスはどうなんだろう? ああ、ハッチバックは高い。

先ごろの新型登場により、お買い得になったマイチェン前のEクラスステーションワゴン。豊かな生活を送れそうな雰囲気が◎。

慎太郎 ということは、やっぱり市場では、セダンよりハッチバックの方が人気があるんだね。

敏史 そうそう。今年はコロナの影響もあってか、中古車がすごく売れていて、去年まであった走行距離の少ない個体が、もう少なくなってきてしまっているようなんですよ。だから、新車みたいな中古車を欲しいという人には、あんまりメリットがなくなっちゃった。とはいえ、いま見たら明らかにセダンの方が安い。ハッチバックのFFの値段でセダンなら4マチックが買える。

編集部・京谷 じゃあ、全然セダンでいいじゃないですかね?

敏史 セダンって、ちょっとオッサンくさいからね (笑) 。だからシュッとしたオシャレセダンのCLAが用意されているし、ハッチバックには軽快感がある。でも先代以前のCクラスの代替えとするなら、サイズ的にもとても使いやすいと思いますよ。いまのCクラスは全幅が1800mmを超えてしまいましたから。

慎太郎 Aクラスセダンは大人4人がちゃんと乗れる。CLAは事実上2+2だからそうはいかない。

人気のGクラス、特別仕様車メルセデスAMG G 63ストロンガー・ザン・タイム・エディション。 250台限定で即座に完売したとか。

敏史 同じパワートレインでも、CLA2504マチックになると、100万円高くなっちゃいます。逆に、買い得感はありますけど、売るときも安いでしょうね (笑) 。

慎太郎 安い、高いで言ったら、Gクラスは高いんじゃない?

敏史 それこそプレミア価格。G350dAMGラインでラグジュアリーパッケージっていうのも付いてるけど、走行距離44kmで、1620万円!オプション別ですけど新車本体価格は1251万円!

慎太郎 でも現状で、普通に新車をオーダーすると2年くらいかかるらしいよ。Gクラスは生産台数がそもそも少ないところに、大人気で注文が追い付かなくてこんな状況になっちゃったらしい。で、メルセデス的にもこんなに売れるならG350dみたいな安いのじゃなくて、高い特別仕様車作って売った方がいいじゃん、って思ったらしく、限定車を続々と投入して、それもあっという間に完売したらしいよ。

敏史 現行モデルがそんなことになっているから、先代のGクラスでボスキャラみたいなダブルダンパーの付いたやたら車高の高いモデルあったじゃないですか。あれが2480万円で売ってても高い気がしなくなってきた (笑) 。

本国ではフルモデルチェンジ版の新型Sクラスが登場したのは既報の通り。最終モデルは熟成度が高いので超オススメ。

編集部・京谷 Gクラス以外のSUVはどうなんですか?

敏史 うーん。GLEも全国で80数台くらいしかないですね。だからそんなに安くない。

慎太郎 台数が少なくて価格が高いってことは巷では人気ってことだよね。

編集部・京谷 確かに。街中でよく見ますもんね。GLCは?

慎太郎 それこそよく見るから人気なんじゃない?

敏史 ホントだ。GLCなんて185台しかない。ぜんぜん安くないですね。

慎太郎 ということはメルセデスのSUVの中古車は、Gを筆頭にうまみがないということだね。

敏史 うまみがあるとしたら、ついこの間新型が出たばかりだから、マイチェン前のEクラスなんかは、安くていいかもですね。新型に付いているARナビなんて別にいらない人なら、お得かもしれない。特にEクラスワゴンって我々世代にしてみると、ちょっと金持ち感あるなあ、って感じじゃないですか? (笑) 。いまの子たちはSUVの方がいいのかもしれないけど。

編集部・京谷 わかります (笑) 。

敏史 たとえば走行距離1000kmで、2019年登録のBSG付きのE200ステーションワゴンのAMGライン付きで598万円。ヤナセのディーラーものでも558万円。Eクラスワゴンならマイチェン前なら新車みたいなモデルが、500万円台から手に入るってイメージですかね。

メルセデス・ベンツに限らず、最終型が熟成されて一番の買い時なのはどのブランドにも共通。 Cクラスも完熟期に突入か。

慎太郎 Cクラスは?

敏史 Cクラスはマイチェン前のクルマが去年までは山ほどあってすごく安かったんですよ。うちの近所でもそれに乗じて買ったな、と思わしきCクラスが3~4台ありました (笑) 。それが今回のコロナ需要で一掃されちゃった感じ。Cクラスの走行距離の少ない個体は相変わらずあるけれど、値段はわりと普通になってますよ。でも来年中にはフルモデルチェンジになるんじゃないのかなあ。

慎太郎 メルセデスって最終モデルが熟成されてて一番いいから、最新型にこだわらない人だったら、それこそ買いかもね。

編集部・京谷 えっ。じゃあ新型が出たSクラスなんて、すごく買い時なんじゃないですか?

慎太郎 そうだよ。S450とか700万円台であるんじゃない? あのSクラスが、GLEより安いなんてあり得ない。

敏史 Sクラスは乗り心地キングではあるからなあ (笑) 。

慎太郎 そういう意味では、駐車スペースやボディサイズ、経済的に問題ない人には、いまが超お買い得なんじゃないかな。

編集部・京谷 渡辺さん! ああ、ふたりとも渡辺さんだった。トシフミさんのオススメはどんな感じですか?

敏史 Gはいいクルマではあるけれど、オススメではないというか。SUV系にうまみがないのは間違いないから、お値打ち感でいうと、さっきも言ったEクラスのマイチェン前、Sの先代モデルW222。Sだけは別物感あるよね。

慎太郎 うんうん。ちゃんと作ってる感がある。

ルボラン2021年2月号より転載

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