アルテオンのフェイスリフトに合わせて2020年後半にデビュー?
フォルクスワーゲンが、「アルテオン」にワゴン形態の「シューティングブレーク」を設定することが確実となった。今回、初めてカメラが捉えたのはその証拠ともいうべき開発車両だ。
アルテオンは、「パサート」の派生モデルとして登場した4ドアクーペ、「CC」の後継として2016年に欧州で発売。翌2017年には日本市場にも投入されている乗用車系フォルクスワーゲンのフラッグシップだ。
豪雪のスカンジナビアで捉えた開発車両は、「パサート・ヴァリアント」を模倣してカモフラージュ。しかし、基本的なスタイリングはすでに確認できる状態だった。わずかにリフトアップされたボディは、アルテオンと同様のLEDデイタイムランニングライトを内蔵したヘッドライトを装備。開発車両はホイールアーチモールや大型ルーフスポイラーも装備されている。
ボディサイドに目を転じると、リヤクォーターウインドーの形状は艤装されているものの流麗なルーフラインを描いていることか確認できる。また、パサート・ヴァリアントと比較するとDピラーは傾斜が強く、シューティングブレークと名乗るに相応しいスポーティな風情も十二分だ。
搭載が予想されるパワーユニットは、2L直列4気筒ガソリンターボ。アウトプットは最高出力が220ps、最大トルクは350Nmでトランスミッションは7速DCT(DSG)。駆動方式は4WDの4モーションが基本となるようだ。また、エンジンについては1.5Lガソリンターボの設定や2Lディーゼルターボのラインアップも検討されているようだ。そのワールドプレミアだが、アルテオンのフェイスリフトと同時期の2020年後半が有力という。
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