アストン・マーティンがヘリコプターを発表

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エアバス社との提携でアストン・マーティンのコンセプトで開発。プライベートヘリ市場に投入

2020年の年明け早々、アストン・マーティン・ブランドのヘリコプターがフランスのアルプス地方で公開された。フランスに本拠を置くエアバス社グループのエアバスコーポレート・ヘリコプターとの提携で開発されたアストン・マーティンブランドのヘリは「ACH130アストン・マーティン・エディション」と名付けられ、英国とフランスのコラボレーションにより富裕層向けプライベートヘリ市場に投入される。

アストン・マーティンは、ビスポークの高級車をイメージしたヘリコプターを提案。’20年第1四半期(1~3月)から、顧客への納入が開始される予定。

エアバスACH130をベースに、機体はスターリンググリーンを基本にキセノングレーやアリゾナといったアストン・マーティン車と同じペイントを使ったカラーリングも用意。見どころとなるのがインテリアで、最高級の本革を使った座席のヘッドレストにはアストン・マーティンのエンブレムが配され、前3座、後4座のキャビン全体もアストン・マーティン車と共通のラグジャリーな雰囲気でまとめられる。

アストン・マーティンの幹部も「近年、アストン・マーティンの手法を建築や二輪車などに適用する方向を試しているが、このヘリもそのひとつとして美しいマシンに仕上がった」と満足している模様。ヘリの機能などハード部分にアストン・マーティンは関わっていないようだが、地上はアストン・マーティン車で、空路はこのヘリで、という生活はプライベートジェットを持つより贅沢かもしれない。価格は公表されていないが、今年3月までにはデリバリーが開始される予定だ。

ルボラン2020年3月号より転載

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