【YANASE presents】「この道、この旅。」~岩手県 八幡平アスピーテライン 編

美しい国を、愛しいクルマで

in Collaboration with ヤナセ

 

FILE.22 岩手県 八幡平アスピーテライン(岩手県道23号) 編

全国のヤナセから試乗車を借り、ドライブに出かける本企画。今回訪れたのは都道府県でいうと北海道に次ぐ面積を誇る岩手県。雄大な自然を駆けぬける八幡平アスピーテラインをメインロードに選び、初夏の東北ドライブに繰り出した。三陸海岸の宮古市や内陸に位置する遠野市の立ち寄りスポットもダイジェストで紹介する。

滝沢中央ICから東北自動車道に乗り、松尾八幡平ICで降りて、岩手県道45号を走り、松尾八幡平ビジターセンターへ。この交差点が八幡平アスピーテラインの始点となる。正式名称は、岩手県道・秋田県道23号大更八幡平線で、全長47.17kmのドライブウェイ。後生掛温泉や藤七温泉などの名湯もあり、景色と共に見所は多い。

東北のワインディングは夏にこそ走りたい

アスピーテとは、緩やかな斜面から成る火山のことで、専門的には楯状火山と呼ばれる。日本では主流の火山形ではないが、この形状に合わせた道は、ダイナミックな景色と伸びやかなドライブが楽しめるワインディングロードとなる。今回の八幡平アスピーテラインはその名の通り、楯状火山を駆けぬける道だ。

訪れたのは7月初旬だったが、夕方になると厚手の上着が必要なくらいの気温だった。秋田県との境には見返峠駐車場やレストハウスがあり、眺望もよく岩手山から続く裏岩手連峰を一望することができる。

夕暮れ時は秋田県側からの景色が美しい。

東北エリアにある多くの峠道は、11月上旬から4月中旬くらいまで冬季閉鎖となることが多く、この道もご多分にもれずクローズ。もちろん、色彩豊かな紅葉の時期や、開通してすぐの雪の回廊も魅力的だが、大自然から溢れ出る新緑のパワーは、心も体もリフレッシュしてくれる。何よりもこの時期は、運転することが純粋に楽しい。

岩手山の麓には白樺が立ち並ぶ気持ちの良い道があった。

今回の旅では、県内唯一のメルセデス・ベンツ正規販売店となるヤナセ岩手支店からメルセデス・ベンツCLS 450 4MATIC SPORTSをお借りした。さて出発と意気込んでいたところ、仙台出身というスタッフの方が「宮古の魚は本当に美味しいんですよ」とさりげなく教えてくれた。同じ三陸海岸の宮城県石巻の魚を食べ尽くしているのに「美味しい」と言わしめたのだ。旅で最も信用できる情報は口コミ。すぐ検索してみると、6月〜8月の宮古では天然の生ウニが旬を迎えるそう。これで寄り道の大義名分は整ったとばかりに、目的の八幡平とは真逆の宮古に舵を取り、国道106号で東へとクルマを走らせた。

三陸を代表する景勝地の浄土ヶ浜。透明度が高く波も穏やかなので、夏は海水浴客で賑わう。写真はひよりみばし側からのカット。

ひよりみばしは途中まで車で通ることができるが、道は細いので注意。

フットワーク軽く出発したものの、時間にすれば片道2時間の大移動。それを気軽にさせてくれるのは、やはりこのクルマによるところが大きい。新しい直6エンジンにISGと48Vの電装システムが織りなすパワーユニットは運転の高揚感を高めてくれ、足さばきは快適にしてスムーズ。ごく普通の移動にドライビングプレジャーを与えてくれ、新しい出会いへと繋いでくれたのだ。おかげさまで、美味しい海産物を存分にいただくことができた。

盛岡市の北山は寺院が立ち並ぶ風情ある町並み。

その後は来た道を引き返し、東北自動車道と岩手県道45号で、八幡平アスピーテラインの始点となる松尾八幡平ビジターセンターの交差点までアクセス。

遠野市の国道283号に架かるJR釜石線の鉄道用アーチ橋、宮守川橋梁。めがね橋の愛称で呼ばれている。

上り始めはスノーシェルターが続き少々退屈だが、標高が上がるに連れて植生が変わり、山々の連なりも目の前に現れ始める。適度なアップダウンも景色に変化をもたらしてくれ、見通しの悪い急カーブも少ないので、ステアリングを握る手に汗をかくこともなかった。

水田に囲まれた狭い土地に建つ茅葺屋根の小さな宝形造社殿、荒神神社。遠野市が価値ある建造物や風景に指定する「遠野遺産」のひとつ。

最大のハイライトは秋田県との県境にある見返峠からの眺望。岩手山はもちろん、早池峰山、秋田駒ヶ岳などがパノラマの中で広がり、雄大な自然が感動を与えてくれるだろう。

 

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