ニュルブルクリンクを疾走する謎のプロトタイプが捕捉
ホンダが「シビック・タイプR」に限定モデルを用意する可能性があることはすでにお知らせしているが、今回それとは異なる仕様と思われる謎の開発車両がニュルブルクリンクで激写された。
捕捉されたプロトタイプのフロントエンドには、リップスポイラーの下にさらに薄いボードが装備。それを複数のワイヤーで固定しているほか、リヤドアにはルーフとコードで繋げられた謎のセンサーが確認できる。また、リヤエンドには既存のタイプRより控えめなウイングが装着。一見すると「シビック・クーペSi」用ながら、形状や角度は微妙に異なっている。その一方、バンパーやセンター3本出しのエキゾーストパイプなどは先日キャッチされた限定モデルと同じ、という具合で謎は深まるばかりだ。
実はこのテスト車、現地からの情報によればサスペンションやブレーキなどの設定をマイルドに仕上げた廉価版、「グランドツアラー」の可能性があるという。発売時は3万ドル(約330万円)以下の価格設定で、2ペダルのATがラインアップされると噂のあるモデルだ。その正確なワールドプレミア時期は不明だが、2020年までには既報の限定モデルともども一挙に登場することも期待できそうだ。
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