オールロード初のFFモデルとなるか!?
アウディ最小のコンパクト・ハッチバック、「A1」の新型に初設定されることが確実となっているクロスオーバー、「A1オールロード」の最新プロトタイプを厳冬のスカンジナビアでカメラが捉えた。
豪雪の山中で捉えた開発車両は、僅かにリフトアップされ、ワイドなホイールアーチ、広いサイドシルなどが確認できる。しかし、フロント&リアバンパーのデザインは完全に隠され、グリルやヘッドライトも市販型パーツと判断出来かねるため、ディテールは不明だ。
また最新情報も入手した。注目される前輪駆動「4WDクワトロ」システムの搭載の行方だが、現段階では高度なトラクションコントロールによる前輪駆動の可能性が高いという。実現すれば「オールロード」初のFFモデルとなる。これは4WDを持つ『Q2』とバッティングをさけるためだろう。しかし、間違いなく4WDクワトロを搭載すると伝えるメディアもあり、断言はできない。またパワートレインには、最高出力200psを発揮する2L 直列4気筒ガソリンターボエンジンのみ設定される可能性があることもわかった。
キャビン内には、最新世代のバーチャルコックピットを装備。10.25インチのデジタルインストルメントクラスター、最大10.1インチのMMIインフォテインメント・タッチスクリーンの搭載も確実視されている。
ワールドプレミアは2019年秋ごろ、販売価格は3万ユーロ(約375万円)程度と予想される。
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