日産が発表した「IMQ」コンセプトとは

H.Tanaka
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パワートレインは全輪駆動の「e-POWER」

日産自動車は、3月7日より一般公開されているジュネーブ・ショーでクロスオーバーコンセプトの「IMQ」を公開した。また、あわせて「e-POWER」技術の欧州市場への投入も発表している。

欧州では「日産リーフ」が販売台数トップの電気自動車となっているが、日産は「e-POWER」を投入することで、同地域における電動車両のリーダーシップをさらに強化する。そのために、2022年までに「e-POWER」を欧州の量販モデルに搭載することで、欧州における日産の電動車両の販売は現在の約5倍となり、2022年度末には市場平均の2倍の規模となる見込みとしている。

このことについて日産の常務執行役員であるルー ドゥ・ブリースは、「日産は量販EV技術におけるグローバルリーダーシップの上に、欧州における全面的な電動化を見据えています。今後2年のうちに『e-POWER』を欧州市場に投入することで、「ニッサン インテリジェント モビリティ」の提供する価値をさらに多くのお客さまにお届けしていきます」と述べている。

今回のジュネーブ・モーターショーで初披露された「IMQコンセプト」は、先進の技術とデザインを搭載した全輪駆動の「e-POWER」搭載車であり、欧州の小型クロスオーバーの概念を超えた外観や技術が、日産のクロスオーバーセグメントにおけるリーダーシップを反映している。

さらに「e-POWER」システムには、発電専用のガソリンエンジンに加え、発電機、インバーター、バッテリー、電動モーターが搭載されている。そして、ガソリンエンジンは発電にのみ使用され、常に最適な速度で作動し、従来型の内燃エンジンと比べより優れた燃費と低排出ガス性能を実現している。

また、100%電気自動車「日産リーフ」の累計グローバル販売台数が40万台を突破し、世界販売台数No.1の地位を確固たるものにしたことも、車両の電動化における日産のリーダーシップを明確に示している。

さらに加えて欧州日産は、62kWhの大容量バッテリーを搭載した「日産リーフe+」の正式な受注を3月6日よりユーザー専用ウェブサイト上で開始。同車は1月のワールドプレミア以降、わずか1か月の間に欧州で3,000件以上の先行予約を受けている。

そして、今年後半に、防水型ポータブル蓄電池「ニッサン エナジー ローム」も発売予定であり、こも「リーフ」の使用済みバッテリーのセルを再利用した「ローム」は、700Whのストレージ容量と1kWの出力を備えている。

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