鈴鹿10時間耐久レースにエントリーするアウディスポーツの体制は?

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3チームから5台の「R8 LMS」が参戦

アウディは、現在「インターコンチネンタルGTチャレンジ」のドライバーおよびチームランキングで首位に立っており、8月24日~26日に開催される第3戦の「鈴鹿10時間耐久レース」に初参戦するための準備を進めている。

現在、シリーズでランキング首位に立っているアウディは、特別な事情をかかえている。それは、オランダ人ドライバーのロビン・フラインスが2月に開催されたシーズン開幕戦からドライバーズランキングの首位を守っているものの、鈴鹿10時間耐久レースと同じ週に、イタリアのミサノでドイツツーリングカー選手権(DTM)の第7戦が開催されるため、DTMアウディのファクトリードライバーであるフラインスは、鈴鹿のレースを欠場せざるを得ない状況となっているのだ。

ドライバーズランキングでは、アウディR8LMSの5人のドライバーが、それぞれ25ポイントを獲得してランキング3位でフラインスを追っている。これに関して、アウディスポーツ・カスタマーレーシングの責任者であるクリス・ラインケは、次のようにコメントしている。

「これは、私たちにとって新たな挑戦です。ロビンの状況は、シーズン当初から分かっていたことです。私たちは、チャンスを最大限に活かすために、ポイントランキングで彼を追っているアウディのファクトリードライバーを私たちがサポートしている3台のレースカーに振り分けました。同時に、私たちは、マニュファクチャラーズランキングでも、2位以下との差を広げたいと思っています」

一方、アウディ・スポーツ・アブソルート・レーシングのドライバーはクリストファー・ハーゼ、ケルビン・ファン・デル・リンデ、マルクス・ヴィンケルホックの3人。日本のGTシリーズに参戦、アウディ・ジャパンがサポートするアウディ・チーム・ヒトツヤマは、レギュラードライバーのリチャード・ライアンと富田竜一郎に加え、アレッシオ・ピカリエロを起用。そして、プライベートチームからはアブソルート・レーシングがエントリー。ドライバーは、ジンジュウ・サンとコンフー・チェンに加えてアダレイ・フォンの参戦が決定している。

なお、レースウィークは金曜日のフリー走行に続き、土曜日にはすべてのドライバーが予選に出走。その後、シングルラップのタイムアタックを実施してグリッドの上位20台が決定する。「第47回サマーエンデュランス 鈴鹿10時間耐久レース」は、大観衆が見守る中、8月26日(日)午前10時にスタートが切られる予定だ。なお、アウディは2012年から2016年にFIA世界耐久選手権(WEC)で日本を訪れ、数多くの熱心なファンを獲得している。

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H.Tanaka
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