日産の新型アルティマがNYデビュー

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世界初の量産型可変圧縮比ターボエンジンを搭載

日産は3月28日に開幕したニューヨーク・ショーにおいて新型「アルティマ」を初公開した。新型アルティマは2019年モデルとして2018年秋より北米で販売が始まり、今後数年間で世界の多くの市場で発売する予定だ。

新型アルティマには、世界初の量産型2リッター直列4気筒可変圧縮比ターボエンジン「VCターボ」を搭載。V6ガソリンエンジンと並ぶ動力性能を発揮しながら、4気筒エンジンと同等の低燃費を実現する。

このエンジンは、ピストンの上死点の位置をシームレスに変化させることが可能となり、圧縮比は8:1(高性能)から14:1(高効率)の間で自在に変えることができる。運転状況に応じてエンジンの制御ロジックは、自動的に最適な圧縮比を選択する。またこの技術は、燃料消費量と排出ガスの大幅な削減。騒音や振動レベルの低減など多くのメリットがあるうえ、既存のエンジンに比べ軽量かつコンパクト。ちなみに最高出力は248ps、最大トルクは321Nmだ。なおこの「VCターボ」エンジンは日本で生産されるという。

新型アルティマには、そのほかに188ps/244Nmを発揮する2.5リッター直列4気筒直噴エンジン搭載車も設定される。

米国北部のユーザーニーズに応えるため、4輪駆動システム「インテリジェント4×4」を同車で初めて採用した点も新型の特色だ。2.5リッターエンジンと組み合わされるインテリジェント4×4は、最先端のトルクスプリット制御システムを用いて、道路や走行条件に合わせて自動的にトルクを前後輪へ分配(100:0~50:50)。また、リミテッドスリップデフやヒルスタートアシストと連携して制御することで、坂道発進や悪路走行を含む幅広いシーンでドライバーに自信と運転する楽しさを提供する。

ボディサイズは先代に比べて全長と全幅が若干拡大された一方、全高は下げられた。スタイリングは2017年の北米国際自動車ショー(通称デトロイト・ショー)で初公開され、数々の賞を受賞したコンセプトカー「Vmotion 2.0」からインスピレーションを得ており、低重心でワイドなスタンスと、ダイナミックなプロポーションに仕上げられている。

そのほか、日本でもセレナやエクストレイルなどでおなじみの高速道路同一車線での自動運転技術「プロパイロット」や、Apple CarPlayやAndroid Autoに対応し8インチマルチタッチカラーディスプレイを組み合わせる「NissanConnect」を全車に採用している。

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2018/04/04 18:50

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