追ってハイブリッドやピュアEVも
間近に迫った上海モーターショーに、その量産用デザインの最終案が展示されるといわれているボルボ「XC40」の近影が届いた。車体は相変わらず肉襦袢を着せられてはいるが、全体の輪郭はかなり読める状態になった。なかなか見えなかったリアクォーターとリアドア周りのデザイン処理は、かなり開放感のある(開口も大きめ)丸みを帯びたウインドーグラフィックとされたようだ。これによりずいぶんとSUVらしいカタチになった。もはや生産の過半数がSUV車型というボルボだから、「らしさ」を打ち出すのは理にかなっている。
ショー出展間近の車のカタチを、覆面車の画像を見ながら語るのも妙な話だが、一応ラップアップしておくと、ヘッドライトやグリル周り、およびスクエア感のあるロングノーズデザインは、先行するXC90やXC60と共通のイメージ。別プラットフォームながら兄貴分と同様に、FF横置きレイアウト前提にもかかわらずフロントアクスルが競合車より前に位置するという特徴があり、デザインに上級感がある。車体サイズ的にはメルセデス・ベンツGLAやBMW X1、アウディQ2などに相当するものだ。
XC40は、ボルボおよび親会社である中国ジーリー(吉利)で共有する新プラットフォーム「CMA」を採用する最初のモデル。プラットフォームは横置きFF系の小型車用といわれるが、ハイブリッドおよびピュアEVにも使用する前提で誕生したもの。ボルボにとって最初の(限定生産は過去にもあるが)量産EVは、この新型XC40のラインナップに加わるとみられる。
パワートレインは直列3気筒および4気筒で、新しい1.5リッター3気筒とそのハイブリッド版が注目を集めているが、年内あるいは来年早々に市場投入されるというスケジュールに、新型パワートレインの生産計画が追いつくのかどうかは不明。既存の4気筒ガソリン&ディーゼルからラインナップが始まるのかもしれない。
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